北海道行きの新造船はまなすに乗ったら、想像以上にバイクが少なくて驚いた話 | 車とバイクのベルブログ
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北海道行きの新造船はまなすに乗ったら、想像以上にバイクが少なくて驚いた話

バイク
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この記事で分かること

・実際に乗ってみて感じた、フェリーのバイク積載状況のリアル
・なぜバイクでフェリーを利用する人が少なくなっているように見えるのか
・これからバイクでフェリーツーリングをする人が考えておきたいこと

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甲板でバイクの少なさに気づいた話

2026年の北海道ツーリングで、フェリーに乗りました。

毎年のように北海道をバイクで走っていると、フェリーに乗るところからすでに旅が始まっているような感覚があります。

同じように北海道を目指しているライダーが集まっていて、フェリーの乗船待ちをする。

そして、船内のバイク置き場にずらっとバイクが並ぶ。

僕はこの光景が結構好きなんです。

ところが今回は、バイクを積載する場所を見て、少し違和感がありました。

「あれ? バイク、少なくない?」

そう思うくらい、並んでいるバイクが少なかったんです。

もちろん、フェリーの便や曜日、時期によって利用台数が変わるので、1回乗っただけで全体の傾向を判断することはできません。

それでも、実際にその場に立って見ると、

「こんなに少なかったっけ?」

という印象はかなり強く残りました。

そこで、そのときの様子をXに投稿してみました。

すると、思っていた以上に反応がありました。

「少なくないですか?」

「めちゃ少ないですよね」

「ガラガラ」

「泣くわ」

そんな声が次々と寄せられました。

中には、実際に同じようなフェリーに乗って、バイクの台数を数えたという人もいました。

Xで寄せられた「やっぱり減ってる」の声

今回の投稿には、バイクの少なさについていろいろな意見が寄せられました。

「船が小さくなったのでは?」

「冬は雪が降ってバイクに不向きな地域だからでは?」

「少しでも安くするために、新潟や秋田、青森まで自走する人が増えているのでは?」

といった意見がありました。

もちろん、Xのコメントだけで「バイク利用者がこれだけ減った」と断定することはできません。

でも、今回面白かったのは、僕が感じた「バイク少なくない?」という違和感を、同じように感じている人がかなりいたことです。

そして、コメントを読んでいると、単純に「バイクに乗る人が減った」というだけでは説明できないようにも思えてきました。

なぜバイクでフェリーを利用する人が少なくなったのか

ここからは、今回実際に感じたことと、北海道で聞いた話、そしてフェリーを取り巻く環境を合わせて考えてみます。

理由はひとつではないと思います。

① フェリーを使わず、自走する人が増えている

今回、北海道で出会ったライダーと話していて感じたのが、フェリーをできるだけ短く使う人が増えていることです。

僕自身も北海道を走っていると、いろいろな場所から来ているライダーに出会います。

その中で

「新潟まで走って、そこからフェリー」

「秋田まで自走してから北海道へ」

「青森まで走って、そこから渡る」

というような話を聞くことがありました。

理由として大きいのは、やっぱりお金です。

大阪から北海道までフェリーに乗るとなると、どうしてもそれなりの費用がかかります。

だったら、時間に余裕がある人なら本州を自分のバイクで走って、北海道へ渡る区間だけフェリーを使う。

そうすれば、フェリーに乗る距離を短くできます。

もちろん、その分ガソリン代もかかりますし、走行距離も増えます。

だから単純に「自走のほうが安い」とは限りません。

でも、

「少しでも旅費を抑えたい」

と考えたときに、自走を組み合わせる方法が選択肢になるのは確かです。

僕が北海道で出会った人たちの話を聞いていても、こうした旅の仕方は以前より身近になっているように感じました。

② バイクそのものが高くなっている

もうひとつ気になるのが、バイクそのものの価格です。

昔と比べると、バイクを買うために必要なお金はかなり大きくなりました。

車両価格だけではありません。

タイヤ、オイル、チェーンなどの消耗品。

任意保険。

ガソリン。

高速道路。

そしてロングツーリングなら、宿泊費やフェリー代も必要になります。

「バイクを買ったら終わり」ではなく、乗り続けるためにもお金がかかります。

僕自身、これまでいろいろなバイクに乗ってきました。

今乗っているNC750Xもそうですし、スーパーカブ110にも乗っています。

特に昔のバイクを知っている世代からすると、

「このクラスのバイクって、こんな値段になったのか」

と感じることがあります。

以前なら比較的気軽に買えたようなモデルが高くなっていたり、人気車種でも生産終了になっていたりする。

もちろん、現在のバイクには現在の事情があります。

排出ガス規制、安全装備、原材料、人件費など、単純に「メーカーが高くした」という話でもありません。

ただ、これからバイクに乗り始める人にとって、最初のハードルが昔より高くなっていることは確かです。

そしてバイクを買う人が減れば、当然、北海道まで長距離ツーリングに行く人の母数にも影響します。

③ フェリー会社にも事情がある

そして、忘れてはいけないのがフェリー会社側の事情です。

僕らライダーからすると、

「もっとバイクを積んでくれたらいいのに」

と思ってしまいます。

でも、フェリー会社も商売です。

船を動かすには、燃料も必要です。

船員も必要です。

船そのものを維持するためのお金もかかります。

しかも、バイクの利用は季節による変動がかなり大きい。

北海道をバイクで走る人が増えるのは、どうしても春から秋にかけてです。

逆に冬になると、北海道をバイクで走る人は一気に少なくなります。

そう考えると、年間を通して安定して輸送需要がある貨物と、季節によって大きく変動するバイク・旅客。

フェリー会社がどの輸送を重視するのかという問題が出てきます。

実際、今回のXでも、

「運用コストを追った結果、夏以外に死にスペースになるバイクと旅客を削り、大型トラックはほぼ維持という方針みたいですね」

という意見がありました。

これは利用者側から見た推測なので、これだけを根拠にフェリー会社の方針を断定することはできません。

ただ、フェリーという巨大な乗り物を一年中走らせることを考えれば、

「バイクをたくさん積めばいい」

という単純な話ではないことも分かります。

僕らにとっては年に一度の北海道ツーリングでも、フェリー会社にとっては毎日の事業です。

そこには、僕らには見えない経営上の判断がたくさんあるのでしょう。

バイクが減ったのではなく、「北海道へ行く方法」が変わっているのかもしれない

今回いろいろな人の話を聞いていて、僕が感じたのはこれです。

もしかすると

「バイクに乗る人が減った」

だけではなく

「バイクで北海道へ行く方法が変わっている」

のかもしれません。

大阪からフェリーに乗って北海道へ行く。

それだけではなく、

新潟まで走る。

秋田まで走る。

青森まで走る。

そこからフェリーに乗る。

あるいは飛行機で北海道へ行って、現地でレンタルバイクに乗る。

時間やお金、休みの取り方によって、旅のスタイルはいろいろあります。

昔のように

「北海道ツーリング=自分のバイクで長距離フェリー」

という形だけではなくなってきているのかもしれません。

そう考えると、今回フェリーで見た「バイクの少なさ」も、単純な衰退だけではなく、旅の形が変わっている一面なのかもしれません。

これからフェリーツーリングをする人へ

今回の経験から、これから北海道へバイクで行こうと思っている人には、いくつか覚えておいてほしいことがあります。

特に北海道ツーリングでは、フェリーの予約だけでなく、バイクの状態も大切です。

僕の場合、今回の北海道ツーリングではタイヤの状態もかなり気にしていました。

北海道では一度走り始めると、1日にかなりの距離を走ることがあります。

しかも、オロロンラインのような道を何度も走ってきた僕にとって、北海道は「ちょっと近所までツーリング」という場所ではありません。

長距離を走ることを前提に、タイヤの状態を確認しておく。

途中で交換する可能性も含めて考えておく。

こういう準備は、フェリーの予約と同じくらい大切だと思っています。

それでも、バイクが少ないフェリーを見ると少し寂しい

ここまで書いてきたように、バイクが少なくなっているように見える理由は、ひとつではないと思います。

バイクそのものの価格。

ツーリングにかかる費用。

フェリー料金。

ライダーの旅のスタイル。

フェリー会社の事情。

いろいろなものが重なっています。

そして、フェリー会社も商売です。

利用者が少ないものを、昔と同じ形で維持し続けることが難しいのも分かります。

だから「もっとバイクを積め!」なんて言うつもりはありません。

でも。やっぱり、ちょっと寂しいんですよね。

フェリーに乗るとき、バイクがずらっと並んでいる光景。

これから北海道を走る人たちが、同じ船に乗っている感じ。

僕はあの雰囲気が好きでした。

今回、そのバイクが少なくなっているのを実際に見て「こういう風景も、少しずつ変わっていくんだな」と思いました。

まとめ この光景を見た者として記録しておく

今回のフェリーが空いていたからといって、それだけで「バイクツーリングが衰退した」と決めつけることはできません。

便や時期によっても違います。

ただ、北海道で出会ったライダーから聞いた話や、Xで寄せられたさまざまな声を見ていると、バイクで北海道へ行く環境そのものが変わってきていることは感じます。

フェリーを使わずに自走する。

少しでも旅費を抑える。

バイクそのものの価格が上がる。

そして、フェリー会社にも採算を考えた運航がある。

いろんな事情が重なって、僕が昔から見てきた「フェリーにバイクがずらっと並ぶ光景」が少しずつ変わっているのかもしれません。

仕方のないことなのだと思います。

でも、やっぱり寂しい。

だからこそ、2026年の北海道ツーリングで僕が実際に見たこの光景を、ブログに残しておこうと思いました。

これからも僕は、自分のバイクで北海道へ行くと思います。

フェリーに乗るのか。

本州を自走してから渡るのか。

そのときの自分の時間とお金と、バイクの状態を見ながら決めればいい。

旅の形が変わっても、バイクで北海道を走る楽しさまでなくなるわけじゃないですからね。

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