※本記事はASMAXから製品提供を受けて作成しています。また、記事内にはアフィリエイト広告が含まれています。

こんにちは!ベルです。
以前、林道の奥でバイクがパンクしたことがあります。
チューブとタイヤレバーは持っていましたが、空気入れは持っていませんでした。そこで、なんとか林道から脱出しようと、タイヤの内側に草を詰めたことがあります。
もちろん、これはおすすめできる方法ではありません。
パンク修理の道具を持っていても、空気を入れる手段がなければ困る。あの経験から、出先で使える空気入れの必要性は感じています。
今回レビューするのは、ASMAXの電動空気入れ「T10」です。
スーパーカブ110とロードバイクで実際に使い、充填時間や操作性、重量などを確認しました。
結論 T10は便利。ただし、511gをどう考えるか

T10は、設定した空気圧まで自動で充填できるのが便利でした。今回のテストでは、スーパーカブ110とロードバイクの両方で空気を入れられ、DJIのアクションカメラへの給電も確認できました。
一方で、本体だけで実測511gあります。パンク対策だけのために持ち歩くなら、荷物としての重さが気になります。
T10が向いている人
- バイクや自転車の空気圧を普段から管理したい
- 手動ポンプで空気を入れる手間を減らしたい
- 空気入れ以外の用途にも使いたい
T10が向かない人
- パンク対策の荷物をできるだけ軽くしたい
- 動作音の小ささを重視する
- 空気圧表示の精度を、実測データで確認してから購入したい
実際に確認できたことと、確認できていないことを分けながら紹介します。
ASMAX T10の基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | ASMAX T10 |
| 最大圧力 | 160 PSI ※販売ページ記載 |
| 空気流量 | 26L/min ※Amazon商品情報記載 |
| 本体重量 | 511g(本体のみ実測) |
| 本体サイズ | 約6.9 × 4.6 × 16.8cm ※販売ページ記載 |
| バッテリー容量 | 2,500mAh×3 ※Amazon商品情報記載 |
| 充電端子 | USB Type-C |
| 保証期間 | 購入日から2年間とのメーカー回答 |
※公称値と実測値を併記しています。記載された仕様すべてを実測したわけではありません。
スーパーカブ110で空気を入れてみた

最初に試したのは、スーパーカブ110のタイヤです。
空気圧が約0.8barまで下がった状態から、目標値を約2.0barに設定して充填。
今回のテストでは、充填開始から27秒ほどで目標値に到達しました。
手動ポンプのように何度もポンピングする必要がないので、空気を入れる作業そのものは楽です。日常的な空気圧管理では、この手軽さがメリットだと感じました。
ホースの接続や取り外しも簡単でした。

バイクのタイヤは、ホイールやディスク周辺の位置関係によってバルブに手を入れにくいことがあります。T10はホースを接続して使うため、本体をバルブのすぐ近くに持っていく必要がありません。ホース先端にも柔軟性があり、今回のカブ110では作業しやすかったです。
ロードバイクのタイヤで試した結果

次に、ロードバイクのタイヤで試しました。
タイヤの側面にはMAX8barと記載されていましたが、使用したタイヤには古い傷みがあったため、安全を考えて7bar付近でテストを終了しています。
大気圧(0bar)から7bar付近までの充填には、39秒かかりました。
空気圧が高くなるにつれて充填速度が落ち、モーター音にも変化がありました。ただ、圧力が高くなるほど空気を送り込むのに大きな力が必要になるため、ガス業界で働いていた僕からすると、ごく自然な現象です。途中で停止することもなく、7barに到達するまで動作を続けました。
T10の動作音は大きい?
動作音は、それなりにあります。
日中に屋外で使う分には、個人的には許容できる範囲でした。ただ、住宅街で夜間に使うとなると、周囲への配慮が必要だと思います。
騒音計では測定していないため、具体的なデシベル値は分かりません。ほかの製品と数値で比較できるデータもありません。
静かな場所で使うことが多い人や、夜間の使用を想定している人は考えておきたい点です。
連続使用で本体は熱くなる?

本体表面の温度は、非接触式の温度計を使って、使用前と使用後に測定しました。
スーパーカブ110とロードバイクのタイヤに短時間で充填した範囲では、1分以内の使用で本体表面の温度に目立った変化はありませんでした。
一方で、充填後に気になったのが、本体とホースの接続部分にある金属部品の熱です。触れないほど高温になったわけではありませんが、本体表面とは違い、熱を持っているのが分かりました。
バイクやロードバイクのように短時間で充填が終わる場合と、空気が大きく抜けた自動車のタイヤに長時間充填する場合とでは、状況が異なる可能性があります。今回のテストでは自動車のタイヤへの長時間充填は試していないため、そうした使い方では、ホースの接続部分に触れる際に注意したほうがよさそうです。

説明書でも、使用後は5分以上冷ましてから再使用するよう案内されています。出発前に空気を入れるなら、充填が終わってすぐにホースを取り外すのではなく、帰宅後に片付けるなど、接続部分が冷めてから扱う方法もよいと思います。
DJIのアクションカメラへ給電できた

T10はタイヤの空気入れだけでなく、USB機器への給電にも利用できます。
今回はDJIのアクションカメラを接続して充電しましたが、USBケーブルをつないだだけでは充電が始まらず、本体の電源ボタンを押す必要がありました。操作方法は説明書だけでは少し分かりにくい印象です。

ツーリング先でスマホやアクションカメラなどの充電にも使えるので、空気入れ以外の用途があるのは便利な点ですね。
ライトは補助用と考えたい

T10にはライトも搭載されています。
ただ、実際に見た印象では、周囲を明るく照らすような強い光ではありませんでした。暗い場所でバルブ周辺を確認するなど、補助的な用途として考えるのがよさそうですね。
操作は慣れれば使えるが、少し分かりにくい

T10は空気圧の単位を切り替えられますが、設定時には注意が必要です。
日本ではbarやkPaに慣れている人が多い一方、PSIは数値の桁が大きく異なるため、単位を切り替えずに普段の感覚で数値を設定すると、意図しない空気圧になるおそれがあります。
家族で共有して使う場合は、事前に単位の切り替え方法と設定値の確認方法を伝えておきたいところです。過充填や未充填によってパンクやタイヤの破損につながる可能性があります。使う人が誰であっても、タイヤに記載された適正空気圧と、本体に表示されている単位・数値を確認してから充填することが大切ですね。
ホースの接続部にはOリングが2つある

本体とホースの接続部には、Oリングが2つ付いています。この2つのOリングで本体とホースの間を密閉し、空気漏れを防ぐ構造になっています。
今回の使用では、問題なく接続部からの空気漏れはありませんでした。
また、交換用のアクセサリーキットも販売されており、ホース自体にOリングが付いているため、ホースごと交換することもできます。長く使ううえで、交換用パーツが用意されているのは安心できるポイントですね。
T10の重量を実測。511gは軽くない

今回、個人的に気になったのが重量です。
本体のみを量ると511gでした。
手のひらサイズではありますが、軽いとはいえない重量です。
特にキャンプツーリングでは、荷物をできるだけ減らしたい。パンク対策だけのために持っていくのであれば、もっと軽い選択肢も検討したくなります。

バイクに積載する場合は、収納場所も考えておきたいところです。T10は硬い本体なので、タンクバッグなどに入れた場合、走行中の振動でタンクに強く当たる可能性があります。気になる人は、ケースや緩衝材を使うとよさそうですね
書きたくはないけど、あえて書く。ASMAX T10の気になったところ

僕のことを信用して購入してくれた人に、買ったあとで絶対にがっかりしてほしくない。
だから、良かったところだけでなく、実際に使って気になったところも正直に書いておきます。
1. 本体重量は実測511g
本体だけで実測511gありました。パンク対策として持ち歩くには、決して軽いとはいえません。
携帯性を最優先するなら、手動ポンプやCO₂インフレーターも比較しておきたいところです。
2. 動作音はそれなりにある
動作音はそれなりにあります。日中の屋外なら個人的には許容できましたが、夜間の住宅街では使う場所や時間帯に気を使いそうです。
なお、騒音計による測定はしていないため、具体的な音量までは分かりません。
3. 操作は少し分かりにくい
基本的な操作は難しくありませんが、空気圧の単位変更にはボタンの長押しが必要です。
普段使い慣れていない人は、いざ使うときに迷わないよう、事前に説明書を確認しておくことをおすすめします。
T10より軽いASMAX T30という選択肢
T10の重量が気になる人は、同じASMAXの小型モデル「T30」も候補になると思います。
T30は公式ページで本体重量123g、最大圧力120PSIと案内されています。T10よりかなり軽く、自転車向けの携帯ポンプとしては魅力的です。
一方、公式ページでは自転車向けの説明が中心です。私はT30を使用していないため、オートバイのタイヤに使った場合の充填時間や使い勝手は確認できていません。
最大圧力の数値だけでは、大型バイクのタイヤに十分な性能があるかどうかは判断できません。必要な空気圧まで到達するかだけでなく、必要な空気量を充填する時間やバッテリー、発熱、連続使用の条件も関係します。
大型バイクでの使用を考えている場合は、自分の車両のタイヤに対応するか、実際の充填能力についてメーカーに確認してから選びたいところです。
| 比較項目 | T10 | T30 |
|---|---|---|
| 本体重量 | 実測511g | 公称123g |
| 最大圧力 | 160 PSIとの記載 | 120 PSIとの記載 |
| 今回の実機テスト | カブ110・ロードバイク | 未使用 |
| 選ぶ際のポイント | 重さと使い道のバランス | 軽さと用途への適合性 |
※T10は実測重量と販売ページの公称値、T30は公式ページの公称値を掲載しています。測定条件が異なる可能性があるため、数値だけで性能の優劣を断定するものではありません。
保証期間とメーカーへの確認内容
メーカーに確認したところ、保証期間は購入日から2年間との回答でした。
通常使用の範囲内で不具合が発生した場合は、症状や使用状況を確認したうえで、交換などの適切なサポートを案内するとのことです。ただし、ユーザー側の過失や人為的な破損などは対象外となり、すべての不具合が新品交換になるわけではありません。
ホースやアダプターについても、保証対象と判断された場合は、保証期間内であれば無償交換などの対応が可能とのことでした。保証期間を過ぎた場合は個別対応となるようです。
ASMAX T10の価格
価格は販売店や時期によって変わります。最新の販売価格や販売条件は、Amazonの商品ページで確認してください。
まとめ もっと早く買っておけばよかった

ASMAX T10を実際に使ってみて、スーパーカブ110とロードバイクのタイヤに空気を入れられることを確認しました。
ホースは扱いやすく、目標値を設定して充填できるのも便利です。DJIのアクションカメラへの給電も確認できました。また、今回メーカーに問い合わせた際、回答が早かったことも好印象でした。
もちろん、誰にとっても必ず便利というわけではありません。本体重量は実測511gあり、動作音もそれなりにあります。パンク対策だけを目的に持ち歩くなら、もっと軽い道具を選ぶという考え方もあります。
それでも、僕は買ってよかったと思っています。
特におすすめしたいのは、インフレータ系のアウトドア用品をよく使う人、タイヤの空気圧をこまめに調整したい人、手動ポンプで空気を入れるのが大変だと感じる人、そして家族で使いたい人です。
僕は大型バイクのタイヤ交換も自分でやっていて、手動ポンプでビードを上げるところまで作業していました。これがなかなかの重労働で、汗だくになるんですよね。
そういう経験をしてきたからこそ、電動で空気を入れられる便利さを実感しました。正直、もっと早くASMAXの電動空気入れを買っておけばよかったと思っています。
金額を考えても、僕にとっては十分に買う価値のある製品でした。家では日常的な空気圧管理に使い、数泊のキャンプツーリングにも持っていく予定です。ただし、荷物が大量になる北海道ツーリングのようなロングツーリングでは、持っていくかどうか少し悩むと思います。
便利な製品であることは間違いありません。ただ、どんな用途にも最適というわけではないので、今回の実測結果や気になった点も含めて、自分の使い方に合うか判断してもらえればと思います。
せっかく僕のことを信用して購入してくれた人に、あとから後悔してほしくない。だからこそ、良いところだけでなく、気になったところも正直に書きました。
この記事が購入を検討している方の参考になればうれしいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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