JA59スーパーカブのチェーン交換は、走行距離や使用状況によって異なりますが、一般的に15,000km〜20,000km程度が目安とされています。
今回は、ノンシールチェーンから新しいノンシールチェーンへの交換に挑戦しました。
ノンシールチェーンは軽量で、メンテナンスがしやすいのが魅力ですが、定期的な点検と交換が必要です。
実際の作業では、工具の準備から取り外し、取り付けまでを詳しく解説しますので、バイク初心者の方でも安心して取り組める内容となっています。愛車の性能を維持するために、自分でメンテナンスを行う楽しさをぜひ感じてみてくださいね。
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バイクウェア宅配買取STSTチェーン交換の必要性
JA59スーパーカブのチェーン交換は、バイクの性能維持と安全性確保のために欠かせないメンテナンス作業です。特にノンシールチェーンを使用している場合、定期的な交換が重要となります。
ノンシールチェーンの寿命と課題
ノンシールチェーンは一般的に15,000km〜20,000km程度で交換が必要です。この寿命は使用環境や走行条件によって大きく変わり、例えば雨天走行が多い場合やダート路を頻繁に走る場合は、寿命が短くなる傾向があります。
雨でチェーンオイルが流れたり、砂がチェーンに噛んだりして寿命が短くなるんだね
ノンシールチェーンの主な課題としては、潤滑油の流出が早く、埃や泥の侵入によって内部が摩耗しやすい点が挙げられます。
そのため頻繁な注油と調整が必要になり、これらの課題に対処するためには、定期的なメンテナンスを行うことが不可欠です。
新しいノンシールチェーンのメリット
新しいノンシールチェーンに交換することで得られるメリットは多岐にわたります。まず、走行性能が向上し、摩耗したチェーンと比べて動力伝達効率が改善されます。
また、古くなったチェーンに比べて静粛性も向上し、走行時の音が静かになります。さらに、チェーン切れのリスクが低減されるため安心して走行できます。
新しいチェーンは効率よく動力を伝達するため、燃費の改善にもつながります。新品であるため、しばらくの間はメンテナンス頻度も減少します。しかしながら、ノンシールチェーンは依然として定期的なメンテナンスが必要ですよ。
適切な張り調整と注油を行うことで、その寿命を延ばしてあげましょう。
交換作業の準備
チェーン交換を行う前には、必要な工具やパーツを揃え、作業環境を整えることが重要です。これにより、スムーズに作業を進めることができ、トラブルを避けることができます。
必要な工具
ノンシールチェーンの交換には、以下の工具とパーツが必要です。まず、以下に必要な工具をまとめました。
・12-14mmメガネレンチ(アクスルシャフト部+ステップガード下部に使用)
・17-19mmメガネレンチ(アクスルシャフト部に使用)
・10mmスパナレンチ(チェーンカバー+チェーンアジャスターに使用)
・12mmスパナレンチ(チェーンアジャスターに使用)
・14mmTレンチ(ステップガード上部に使用)
・8mmTレンチ(フロントスプロケットカバー部に使用)
・ラジオペンチ(チェーンクリップ部に使用)
・ニッパー(インシュロック切断に使用)
上記の工具を一個一個買うのはめんどくさい!という人は以下の工具セットを買うと全部入っていますよ(19mmメガネレンチがないけど入っているソケットレンチとの組み合わせでOK)
更にあると便利なもの
・ウエス(手の汚れをとるため)
・軍手(怪我と汚れ防止)
必要なパーツ
JA59スーパーカブ110のチェーン交換に必要なパーツを以下に紹介します。
・チェーン(スプロケットを2丁以上上げている人はつかない可能性あり、注意)
・チェーンオイル(新品装着後に塗布するため)
スプロケットが消耗している場合はスプロケットも交換するようにしてくださいね!
ノンシールチェーン交換の手順
JA59スーパーカブのノンシールチェーン交換は、適切な手順を踏むことで安全かつ効果的に行えます。以下に、各ステップの詳細を説明します。
チェーンカバーの取り外し
まず、チェーンカバーを取り外します。JA59スーパーカブのチェーンカバーは通常、4本のボルトで固定されています。10mmのレンチを使用して、これらのボルトを慎重に外します。ボルトを紛失しないよう、取り外したボルトは安全な場所に保管しておきましょう。
チェーンカバーを取り外す際は、塗装面に傷をつけないよう注意深く作業を行います。
次にステップガードの取り外しですね。
少し奥まった場所にボルトがあるので14mmのソケットレンチかT型のレンチを使って外していきます。
その下の12mmのボルトを外します。ここはメガネレンチでもソケットレンチでも好きなレンチで外しましょう。
次にフロントスプロケットカバーを8mmのレンチで外していきます。ここも上下2箇所のボルトが奥まっているのでソケットレンチかT字レンチを使用。
ボルトの長さは上下とも同じなので分けて置いておく必要はありません。
スプロケットカバーが外れました。
ここまでやるとチェーンが全部丸見えの状態になります。
古いチェーンの取り外し
チェーンを外す前に先にリアホイールシャフトを緩めておきましょう。
まずはチェーンアジャスターのナット2つを目一杯緩めます。ここで使う工具は10mmと12mmのスパナです。
リアホイールシャフトの左側は14mmのメガネを使用して左手で固定。
リアホイールシャフトの右側は19mmのスパナを使用します。
緩める方向は反時計周りなので上の写真でいうと上から下に力を入れます。
緩めていくと工具を回す抵抗が少なくなってきたらそこでやめます。ナットを外し切る必要はありません。
後ろからタイヤを前にトントンとやってやればホイールが前に進んでチェーンがたるみます。
次にチェーンを外していきましょう。
まず、マスターリンクを見つけ、ラジオペンチを使用して外します。
クリップが外れました。
ロングツーリング先でチェーンの給油したままなので古いグリスがたっぷりついて汚いですね(^_^;)
このジョイントクリップは取り付ける際は方向が決まっているので気をつけてください。
次にジョイントプレートを外します。これもラジオペンチで掴んでとってあげましょう。
チェーンジョイントを外します。これもラジオペンチを使って向こう側に押してあげれば抜けます。
ジョイントが外れました。
ここまでくると後はチェーンを外すだけなのですが完全に外さずに先に新品チェーンを開封しましょう。
新しいチェーンの取り付け
古いチェーンを取り外したら、新しいチェーンを取り付けます。
これは僕のやり方なのですが新しいチェーンを古いチェーンにインシュロックで連結させてしまします。
こうすることで古いチェーンを引っ張れば新しいチェーンが置き換わって楽ですよ。
取り付けはジョイントを外したときの逆の作業をやるだけですがジョイントクリップを取り付ける時は方向があるので注意してください。
チェーンの張り調整
最後に、チェーンの張り具合を調整します。JA59スーパーカブの場合、通常はスイングアームの調整ボルトを使用して張りを調整します。
適切な張りは、チェーンの中央部を指で押したときに、上下に約25mm程度の遊びがある状態です。
チェーンの遊びはライダーがシートに座った時にスイングアームの角度が変わって張る傾向があります。遊びがないとクランクシャフト等に負担がかかり高額な修理になるかも!
調整後は、前後のスプロケットが一直線上にあることを確認します。また、調整ボルトのロックナットとリアホイールシャフトをしっかりと締め、走行中に緩まないようにしましょう。
チェーンの張り調整が完了したら、チェーンカバーを元の位置に取り付け、ボルトをしっかりと締めます。最後に、手でリアタイヤを軽く回してスムーズに回転する事と異音などが無いことを確認して試運転を行いましょう。
まとめ
JA59スーパーカブのメンテナンスやチェーン交換についての情報をお届けしましたが、バイクライフを楽しむ上で、適切なメンテナンスは欠かせません。そして、バイクを愛する皆さんにとって、不要になったバイク用ウェアの処分も重要なポイント。
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