バイク(R1200GSA)に金額の安いシンコータイヤを自分で交換 | 車とバイクのベルブログ
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バイク(R1200GSA)に金額の安いシンコータイヤを自分で交換

バイク
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ベル
ベル

こんにちは!BMWのR1200GSA乗りのベルと申します

長距離ツーリングを快適に楽しむなら、タイヤの状態は常に良好に保ちたいですよね。

しかし、純正タイヤは高価で交換費用がネックとなることも。

そこで今回は、低価格ながら高性能なシンコータイヤをR1200GSAに自分で交換する様子をご紹介します。

この記事はこんな人向け

  • 長距離ツーリングを快適に楽しむためのタイヤ選びに迷っている方
  • 純正タイヤの高価な費用に悩んでいる方
  • バイクのタイヤ交換を自分でやってみたい方
  • シンコータイヤの性能や評判を知りたい方

\バイク専門のロードサービス/

バイクのタイヤ交換のために金額の安いシンコータイヤをまずは注文

ずっと「そろそろタイヤ交換しなくちゃな」と思っていたので前から気になっていたシンコータイヤを試すことにしました。

R1200GSA(2006)の場合のタイヤだとこの2つですね。

前輪

後輪

この2つをアマゾンでポチりました。

なぜ今回、シンコータイヤを選んだかなんですが理由は価格です。

とにかく安い。

アマゾンだと前後購入しても2万円前後という驚きの価格です。

生産は韓国でされているようなので、信頼性などに関してはヨーロッパや日本のタイヤに比べて落ちるかもしれませんがやっぱり安いのは助かりますね。

注文してから3日後ぐらいに届きました。

玄関先に宅配されたシンコータイヤの画像

手で持った印象としては結構重たい!という感じです。

それでは早速、R1200GSAに組み付けていきましょう!

自分でタイヤ交換するためにR1200GSAのフロントホイールを取り外す

まずはフロント側から始める事にします。

センタースタンドの少し前側にジャッキをかけてフロントタイヤを浮かせます。

バイクの下にジャッキをかけている画像
ベル
ベル

このバイクの下にはオイルパンをガードするプレートがあるのでジャッキをかませてもOKですが基本的にはオイルパンにジャッキはかませないようにしてください。

次はキャリパーを外していきましょう。

ここはT45のトルクスですね。

バイクのキャリパーのネジを外している画像

2箇所のネジを外したらキャリパーを少しだけねじるように力をゆっくり加えればキャリパーのピストンが押し戻されて外しやすくなります。

(このときブレーキホースとABSセンサーが少し上の場所で連結されているので外してください。クリップみたいなものなので指で簡単に外れます)

バイクのキャリパーを外した写真

反対側のキャリパーも同様に外します。

バイクからブレーキキャリパーを外した写真の二枚目

次にフロントフォーク右側の下にあるこのボルトを緩めていきます。ここもT45

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そしてアクスルシャフトを緩めるのですが22mmのヘキサゴンレンチなど持っていないのでこれを買いました。

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22mm側をアクスルシャフト右側から入れて・・・・

反対側の19mmか24mmをメガネレンチなどで掴んで緩めていきます。

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ABSセンサーに強い力がかからないように気をつけてシャフトとホイールを外します。

フロントフォークからフロントホイールを外した画像

ホイールのカラーは左側だけに付いているのでアクスルシャフトと一緒に汚さないようにどこかに置いてください。

ホイールのベアリングチェック

バイクのフロントホイールのベアリングをチェックしている画像

指で回してゴリゴリ感がないかチェック

大丈夫そうです。

今回はそのまま行きましょう。

ホイールから古いタイヤをビードブレーカーとタイヤレバーで外していく

それではタイヤを外していきましょう

市販のビードブレーカーを使います。

ビードブレーカーでバイクのタイヤを外している画像

リムプロテクターとタイヤレバーを使ってホイールからタイヤを外していきます。

さすが大型バイクのタイヤ、硬いなぁ・・・(汗だく)

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一時間ぐらいかけて何とか新しいタイヤに組み替えました。

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もう、この時点でクタクタの汗だくです(^_^;)

フロントのタイヤのビードはまだ起こしてませんがフロントに仮付しました(次にリアのホイールを外すのですが前後タイヤが無いのは不安なので)

リアタイヤはショップに持ち込みで組み替えてもらう。工賃はどれぐらいなのか?

次にリアタイヤが浮くようにセンタースタンドの後ろ側のマフラーにジャッキを噛ました。

T50のレンチを使ってリアホイールを外します。

この時にギアを1か2速とかに入れておきましょ。

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五箇所のボルトを外すと・・・

外れました。

リアホイールの脱着は一瞬ですね。

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リアフェンダーのプラスチックを外さないと外に出せないかと思ったのですがホイールを少し傾けながら左斜め後ろにずらすと大丈夫でした。

マフラーもフェンダーも外さなくてOKです。

「さぁー!リアタイヤもタイヤレバーで行くか!!!」という気持ちにはもうなりません(笑)

友人の自動車工場に電話しました。

ベル
ベル

「タイヤチェンジャー貸してくれる?」

「良いよ、傷とか付いても責任もてないけど」

との事で友人の工場に向かいます。

ベル
ベル

「これなんだけど」

「ああ、行けそうやな」

タイヤチェンジャーでタイヤを交換してもらっている画像

ウィーン

バコッ

エア注入、パァーン!とビードが起きて完了。

たったの5分ほどで終わった・・・前輪の苦労はなんだったのだ・・・

新品タイヤがついたバイクのタイヤとホイール

もう二度と大型バイクのタイヤ交換はタイヤレバーでやらないぞ・・・

あとは前輪のビードを起こさないと行けないのをどうしよう・・・と悩んでいたら「これもってけ」とスナップオンのエアコンプレッサーを貸してくれました。

「こんな小さいコンプレッサーでビードが起きるのか?」とやってみると。

youtu.be

初めはシューシュー言ってたんですが音が止まったと思ったらビードが「パァン!」と起きました。

さすがスナップオン・・・

ベル
ベル

今回はたまたまビードが上がりました。本当はちゃんとしたコンプレッサーを使ってビード起こしをしてくださいね!

参考に二輪館にホイールを持ち込んでタイヤ交換をしてもらった場合の料金は2024年の時点で以下のようになっています。

出展 二輪館
ベル
ベル

料金は高めに感じますがプロにやってもらうのでやっぱり安心感が違いますね。

前後ホイールをバイクに組付け!締め付けトルクに気を付けよう

あとはトルクレンチを使って組み付けていきましょう。

締め付けトルクに注意しましょう。

R1200GSAの場合、フロントのアクスルシャフトは50Nm

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アクスルシャフト廻り止めのボルトは19Nm

キャリパーを止めているボルトは30Nm

リアホイールを止めているT50の5本のボルトは60Nm。

ちなみに、タイヤのバランスはとっておりません。

高速でも100km/hぐらいしか出さないと思うので・・・

ブロックタイヤにするだけでバイクの印象がガラッと変わりますね。

シンコーのブロックタイヤを装着したBMWのR1200GSAの画像

実際にバイクにシンコータイヤを入れて走ってみた。感想は?

R1200GSAにE804とE805を入れて実際に走った感想は・・・

youtu.be

オンロードの話なんですがロードノイズはやっぱり多少上がりますね。「ズビヤァアアー」みたいな音がでますが僕はそこまで気になりませんでした。

それと怖かったのが以前に装着していたロードタイプのタイヤと比べるとカーブで結構、外に膨らんでいきます。

ベル
ベル

1日乗ると慣れたのですが初めのカーブでちょっとヒヤッとしました。

なので、ロードタイプのタイヤからブロックに変えた時は十分に速度を落としてカーブに入ってください。

自分はオフロードは殆ど走らないのでオフの性能は良くわかりませんがキャンプ場でまあまあの坂(未舗装)があったので試しにトライしたらスッと登ってくれました。

最後に走りには関係ないのですがブロックタイヤのブロックの高さ分なのか脚付きがちょっと悪くなりましたね

サイドスタンドで道に止めた時も車体の傾きが大きくなってるのでタイヤの外形が大きくなってるのは間違いないでしょうね。

バイク乗りたちの中でシンコータイヤの評判は良いのか?

ベル
ベル

X(旧Twitter)での評判を調べてみました。

ベル
ベル

僕も感じたんですがハンドリングが重たくなる傾向はありますね。いろいろと言いたいことはあるけど安いから選んでいる。そんな感じでしょうか?

まとめ

自分はあまりオフロードを走らないのでブロックタイヤにする必要はなかったのですが今回シンコータイヤを選んだのは「値段」と「見た目」ですね。

タイヤをオンロードタイヤからブロックタイヤに変えるだけで全然印象が変わってゴツゴツの男らしい印象になったのは嬉しいです。

ベル
ベル

以上、シンコータイヤ E804とE805の交換記でした。

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