こんにちはバイク歴もキャンプ歴も約30年のベルと申します。
バイクでキャンプに行くという発想は、バイク初心者にとっては新鮮かもしれません。でも「キャンプツーリング」と呼ばれるこのスタイルは、バイクの走りとキャンプの楽しさを両方味わえる魅力的な趣味なんですよ。
実際にバイクでキャンプに行くとなると、どんな道具を持っていけばいいのか、どうやって積載すればいいのか、どこに泊まればいいのか、などなど不安や疑問がたくさんありますよね。そこで、この記事では、バイクでキャンプに行くときの持ち物や道具の情報や、バイクでキャンプツーリングを楽しむ方法やコツをお伝えします。
この記事を読めば、あなたもバイクでキャンプに行きたくなること間違いなし。準備万端でいざキャンプツーリングへ!
バイクでキャンプ?キャンプツーリングの魅力!
バイクでキャンプに行くという趣味は、キャンプツーリングと呼ばれ、近年人気が高まっている。
キャンプツーリングは、バイクの走りとキャンプの楽しさを両方味わえるのが魅力です。
全部楽しみたいわがままなライダーにぴったりです!
キャンプツーリングとは?今キャンツーが人気のワケ
キャンプツーリングの人気の理由は、以下のようなものが考えられます。
・コロナ禍で自然に触れたいというニーズが高まった。
キャンプツーリングは、人混みを避けて非日常感を楽しめるアウトドアなので一気に人気が高まった。
・SNSで気軽に発信できるようになった。
キャンプツーリングは、バイクやキャンプ道具、風景や料理など、写真映えする要素が多い。SNSでシェアすることで、仲間との交流や自己表現ができるのも魅力なんですよね。
インターネットがない時代は一人でキャンプしていると寂しさを感じる事も多かったのですが、Twitter(X)などをしていると寂しさを感じる事も少なくなりました。
・バイクやキャンプ用品の進化や多様化が進んだ。
キャンプツーリングに適したバイクやシートバッグ、テントなどの道具が増えてきた。自分好みのスタイルや予算に合わせて選べるようになった。
・キャンプ場の現地情報が充実した。
インターネットやアプリで、キャンプ場の予約や設備、道路の渋滞や工事などの情報が簡単に入手できるようになった。計画や移動がスムーズになった。
昔は現地に行ってみたら営業していなかったりすることもあり、大変な思いをしました。
キャンプツーリングのメリットとデメリット
キャンプツーリングのメリットは、ツーリングとキャンプの両方を楽しめる、移動力が高くキャンプ場利用料が安い、旅感が強く思い出に残るなど。
一方でデメリットは、天候の影響を受けやすい、積載量が少なく疲労しやすいなどである。
以下に分かりやすく表にしてみました。
メリット | デメリット |
---|---|
バイクで走る爽快感や風景を楽しめる | 雨や寒さなど天候の影響を直接受ける |
車よりも移動力が高く小回りが効く | 車よりも積載量が少なく大きいキャンプギアが運べない |
キャンプ場利用料が安い場合が多い | お風呂がキャンプ場に無い事が多い。 |
旅感が強く思い出に残りやすい | 不審者や野生動物に遭遇することもある |
他のライダーやキャンパーと交流できる | 準備や片付けに時間がかかる |
お金が沢山ある人はホテル泊の方が色々と楽なんですよね。
キャンプツーリング向きのバイクを選ぶポイント
キャンプツーリングに向いているバイクは、荷物をたくさん積めて、長距離走行にも快適で、オフロード走行もできるアドベンチャーバイク。
アドベンチャーバイクは、以下の特徴を持っています。
大型のキャリアやパニアケースを装着できるので、テントや寝袋などのキャンプ用品を多く積むことができるし、アップハンドルやウインドスクリーンなどの装備があるので、高速道路や長時間の走行でも疲れにくく、快適に走ることができる。
さらにブロックタイヤやサスペンションなどの仕様があるので、舗装されていない道や悪路でも走行性能が高く、キャンプ場までのアクセスにも便利です。
キャンプツーリングにおすすめのアドベンチャーバイクとして、以下の車種が挙げられます。
車種 | 排気量 | 特徴 |
---|---|---|
スズキ V-Strom250 | 250cc | 軽量で扱いやすく、燃費も良い。キャリアやパニアケースも純正で用意されている。 |
ホンダ CRF250L | 250cc | オフロードバイクとしても人気が高く、軽量で操縦性が良い。荷物を積む場合は別途キャリアを装着する必要がある。 |
ヤマハ Ténéré 700 | 689cc | パラレルツインエンジンを搭載し、パワーとトルクが豊富。オフロード走行にも優れた性能を発揮する。 |
以上のように、キャンプツーリングに向いているバイクは、荷物をたくさん積めて、長距離走行にも快適で、オフロード走行もできるアドベンチャーバイクです。250ccから大型まで様々な車種がありますので、自分の好みや予算に合わせて選ぶことができます。これからバイクの購入を考えられている人はぜひアドベンチャーバイクを検討してみてくださいね。
アドベンチャーバイクをおすすめしましたが僕のように原付きのスーパーカブでもキャンプツーリングは出来るのでやる気次第でなんとでもなります。
キャンプツーリングの服装(ファッション)について
キャンプツーリングの服装は、防風・保温・加温を意識して、重ね着で寒さ対策をするのがおすすめです。また、動きやすい素材を選ぶことも大切。
キャンプツーリングでは、以下のような服装のポイントがあります。
・防風
外からの風を遮ることで、体温の低下を防ぎます。ライディングジャケットやウインドブレーカーなどが有効です。
自分の場合、一年通して上半身は殆ど透湿性の高いレインコートを着ている事が多いです。
・保温
衣服の内側に空気の層(デッドエア)を作ることで、体温を保ちます。フリースやダウンなどの中間着が有効です。
キャンプに行くということは標高の高い寒いエリアに行くことが多いので僕は真夏でもライトダウンジャケットを必ず持参します。使わない時は専用の袋に入れておけば350ccのジュースの缶ぐらいにギュッと小さくなるのがありがたい。
・加温
体から発する熱を逃さないようにすることで、体温を上げます。ヒートテックやインナーなどの下着が有効です。
これも真夏でも必ず持参するアイテム。さきほどのライトダウンジャケットと同じで標高が高いキャンプ場の夜は寒いので念のために持っていきます。
バイクでキャンプに行くときの持ち物や道具について
バイクでキャンプに行くときは、収納サイズが小さく、軽量で耐久性の高い道具を選ぶことが重要です。
ここではバイクでキャンプに行く時の道具はどんなものを持っていくべきかについて説明させていただきます。
バイクで行くキャンプは軽量・コンパクトなギアを選ぼう!
バイクで行くキャンプは、荷物の量や重さが走行性能や安全性に影響するため、軽量・コンパクトなギアを選ぶことがおすすめです。
軽量・コンパクトなギアは、収納や持ち運びがラクで、バイクの積載スペースを有効に使えるというメリットがあります。
その他のギアも、多機能でコンパクトなものや、必要最低限のものに絞る必要があるのでここではキャンプツーリングにおすすめのギアを紹介させてもらいますね。
バイクで行くキャンプの必需品9選
バイクでキャンプに行くには、いくつかの必需品が必要です。ここでは、バイクキャンプのプロの目線で、必需品11選をご紹介します。
- テント
テントは、雨や風から身を守り、快適な睡眠をとるために必要です。テントは、バイクに積載できるサイズを選びましょう。
- 寝袋
寝袋は、夜に暖かく過ごすために必要です。寝袋は、気温に合わせて選びましょう。
- マット
マットは、寝袋の下に敷いて、地面からの冷気を遮断するために必要です。マットは、厚手のものを選ぶと、より快適に過ごすことができます。
- ランタン
ランタンは、夜にテント内を照らすために必要です。ランタンは、明るさや電池持ちが長いものを選びましょう。
- 調理器具
調理器具は、食事を作るのに必要です。調理器具は、コンパクトで軽量なものを選びましょう。
- 食料
食料は、キャンプ場での食事のために必要です。食料は、軽くて持ち運びやすいものを選びましょう。
キャンプ場にたどり着いてもすぐ側にコンビニやスーパーマーケットが無いこともあるので僕は最低1食分は上のようなドライフードやカップ麺を入れて旅をしています。
- ウオーターキャリー
水は、キャンプ場での飲み物や料理に必要なのでウオーターキャリーを持参しましょう。
たまーに「このキャンプ場の水は飲めません」という場所もあるので初めて行くキャンプ場の場合はスーパーマーケットなどでペットボトルの水を2L購入してからキャンプ場に行くようにしています。
- トイレ用品
トイレ用品は、トイレに行くときに必要です。トイレ用品は、トイレットペーパー、ティッシュ、ウェットティッシュ、ハンカチなど、必要最低限のものだけを持ちましょう。
無料キャンプ場などではトイレットペーパーが備え付けられていない事もあるのでトイレットペーパーは必ず持参しています。
- その他
その他、虫除けスプレー、日焼け止め、応急セットなど、必要に応じて持ち物や道具を追加してください。
h3:バイクで行くキャンプの便利グッズ4選
バイクで行くキャンプには、必需品以外にも、あると便利なグッズがあります。便利グッズは、焚き火台兼用コンロ、遮熱版、タープ、などです。
バイクで行くキャンプでは、限られたスペースに快適に過ごすために、便利グッズが役立ちます。
以下の表は、バイクで行くキャンプにおすすめの便利グッズの一例です。
・焚き火台兼用コンロ
焚き火台兼用コンロは、調理と暖を兼ね備えることができます。
ツーリングよりもキャンプを楽しみたい時は僕も焚き火台を持参しています。ただし、火起こしや炭の処理などにすごく時間を取られるので走りまくりたい時は持っていきません。
・タープ
タープは、日差しや雨からテントやバイクを保護するだけでなく、広い空間を作ってくれます。
タープがあると雨が降ってもタープの下で椅子に座って本を読んだりできるんですよね。タープがあると無いとではキャンプの快適さが大きく変わってきます。
・椅子とテーブル
椅子やテーブルは、地面に座るよりも快適に食事や休憩ができます。
キャンプで過ごすのに極端に言えば椅子もテーブルも必要無いのですが、やっぱりこれらがあると快適さが全然違います。
バイクにキャンプ道具を積載する方法
バイクにキャンプ道具を積載する方法とは、自分のバイクの積載能力やキャンプスタイルに合わせて、適切なバッグやボックス、固定具を使って、荷物の重量やバランスを考慮しながら安全に固定することです。
バイクにキャンプ道具を積載する際には、以下の点に注意する必要があります。
バイクの積載能力を超えないこと
荷物の重量や大きさがバイクの性能や安全性に影響します。一般的には、1泊2日のキャンプツーリングでバイクに積載する荷物は50L程度、テーブルやチェアなどを加えると70L以上の容量が必要です。
僕も使っているタナックスのバッグは本当に壊れない。かれこれ20年ぐらい使っています。
荷物の重心やバランスを考慮すること
荷物の重心が高くなるとバイクの安定性が低下します。また、左右や前後に荷物の重さが偏るとバイクの操作性が悪くなります。荷物はできるだけ低く、中央に近く、均等に分散させるように積みましょう。
重たいものはなるべく下の方でライダーに近い位置に配置しましょう。ツーリング途中のスーパーマーケットで食材を買った後がパッキングの腕の見せどころですよ。
荷物を乗せるスペースが少ない場合は専用のキャリアを取り付ける。
バイクにキャンプ道具を積載するスペースがない場合はバイクにあったキャリアを取り付けましょう。
純正キャリアが無い場合やキャリアが小さい時は大きいキャリアをつけましょう。いらなくなった時はメルカリなどで売ればそれなりの価格で売れますよ。
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はじめは色々とアイテムを揃える不便はありますが、一度揃えてしまうとそこからはお金がかからなくなりますよー。
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