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こんにちはバイク歴30年のベルと申します。
チェーンメンテナンスは、バイクの性能や安全性に大きく影響する重要な作業です。しかし、チェーンメンテナンスには、どのような方法や頻度が適切なのか、どのようなアイテムやケミカルが必要なのか、といった疑問がありますよね。
そこで、この記事では、バイクのチェーンメンテナンスに関する基礎知識から具体的な手順まで、わかりやすく解説します。また、メンテナンスを行うことで得られるメリットや注意点も紹介します。
この記事はこんな人に向いています。
・燃費をよくしたい。
・走行音を静かにしたい。
バイクのチェーンメンテナンスは、初心者でも比較的簡単にできる作業です。ぜひ、この記事を参考にして、あなたのバイクのチェーンをキレイにしてみてくださいね。
バイクのチェーンメンテナンスとは?
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バイクのチェーンメンテナンスとは、バイクの動力を伝えるチェーンを清掃し、潤滑油を塗布することです。以下ではバイクのチェーンについての知識やメンテナンス方法等について触れていきます。
チェーンが伸びるとどうなるのか?
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バイクのチェーンが伸びると、走行性能や安全性に悪影響が出ます。具体的には、以下のような問題が起こります。
・ギアやスプロケットに過度な負荷がかかり、摩耗や破損を早める。
・チェーンの騒音や振動が増える。
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更に言うと加速力や燃費も悪くなるので良い事は一つもないんですよね。
チェーンメンテナンスの頻度は?
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メンテナンスの頻度は、走行状況や気候によって異なりますが、目安としては500km~1000kmごと、雨や泥道で走る場合はその都度、長期間放置する場合は保管前にメンテナンスを行うことが必要です。メンテナンスの方法は、チェーンクリーナーで汚れを落とし、ブラシやラグで汚れを拭き取り、チェーンオイルで潤滑することです。
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エンジンオイル交換よりも頻繁にメンテナンスが必要なのがチェーンメンテナンス。
例えば北海道等のロングツーリングにはチェーンオイルを持参しています。
チェーンメンテナンスの準備
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バイクのチェーンメンテナンスの準備としては、まず必要な道具を揃えることが大切。以下では自分でバイクのチェーンメンテナンスに必要な道具などを紹介していきます。
必要なアイテム
バイクのチェーンメンテナンスにおすすめの商品としては、以下のようなものがあります。
- チェーンクリーナー
- チェーンオイル
- チェーンブラシ
- メンテナンススタンド
- ウエス
- ゴム手袋
- 作業用エプロンや作業着
チェーンクリーナー
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ブラシが付いているのが嬉しいですね。
チェーンオイル
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チェーンの潤滑をさせるのがチェーンオイルです。
メンテナンススタンド
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愛車にセンタースタンドが無い人はメンテナンススタンドがあれば便利です。センタースタンドが付いているバイクはリアタイヤを空転させる事が出来るので必要ありません。
ウエス
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チェーンクリーナーで浮かした汚れや余分な油脂を除去するために必要なのがウエスです。
チェーンオイルをスプレーした時にリアホイールに油がつかないようにカーテン代わりにもなりますよ。
ゴム手袋
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チェーンメンテの時の汚れは手につくと洗剤で洗ってもなかなか取れません。軍手だと汚れがすり抜けて来ることもあるのでゴム手袋がおすすめです。
作業エプロン
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これは単純に服が汚れる事があるからですね。
チェーンメンテナンスの手順
ここではチェーンメンテナンスを実際にする際の手順について触れていきます。
バイクをスタンドにかけて、チェーンを回転させやすくする
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センタースタンドがない人は少し上で紹介したメンテスタンドを使用しましょう。
チェーンクリーナーをチェーン全体にかけて、5分ほど放置する。
チェーンクリーナーをかける前に、リアタイヤにスプレーがかからないようにダンボールやウエスをチェーンとリアタイヤの間に差し込んでやりましょう。
その後はチェーンクリーナーをチェーン全体にかけてしばらく放置しましょう。
チェーンブラシで汚れをこすり落とします。
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再度、チェーンクリーナーを吹きかけてブラシで擦って汚れを落として行きましょう。
※この時にエンジンをかけてリアタイヤを空転させる人がいますが絶対にやめてください。チェーンとスプロケット(歯車)の間に指が巻き込まれると指がちぎれる可能性が高いからです。
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この時、チェーンの汚れがびっくりするほど飛び散ります(笑)大事な白いシャツなどで作業しないように注意してくださいね。
ウエスで汚れを拭き取ります。
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ウエスでチェーンの汚れを拭き取っていきます。
時間がある人はザーッと一気に拭き取らずチェーンのリンク一個一個をこねくり回すように綺麗にすればしっかりと汚れが落ちます。
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僕はめんどくさいのでウエスをサーッと横に走らせてざっくり汚れを取っています(笑)
出先では注油のみだけでもOK!チェーンオイルの塗布
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チェーンのオイル塗布の手順は以下の通り。
タイヤを手で回転させてやる事でチェーンを回しながらチェーンオイルをチェーン全体に塗ります。
注油する場所は上の画像のように以下の部分に注油します。
・外プレートと内プレート間
・内プレートローラー間
・プレート表面(錆防止)
その後、ウエスで余分なオイルを拭き取ります。
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最後の拭き取りをちゃんとしないとチェーンオイルが飛び散ってタイヤに付いたりもするので注意してくださいね。
また、ツーリング先では清掃は大変なので注油だけやることもあります。
チェーン調整も一緒にやろう!チェーン調整の方法
チェーンの掃除と油分補給が終わったらチェーン調整も一緒にやりましょう!
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まずはチェーンが伸びているかどうかをチェックします。
チェーンを下から押し上げてどれぐらいの振り幅があるかをチェックします。
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この時に3cm以上の振れ幅があると少したるみ傾向です。ただし、この数値は車種によって違います。チェーンの近くにあるステッカーには車種ごとのチェーンの適正なたわみ量が書かれているのでそれを参照してくださいね。
チェーンがたるんでいると判断した場合はリアホイールを固定しているアクスルシャフトを緩めていきます。
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リアホイールシャフトを緩めます。
スーパーカブ110(JA59)の場合は左側のボルト側は14mmのスパナを使用。
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右側のナットは19mmを使用します。
(トルクがかなり掛かっていました)
アクスルシャフトを緩めたら次はチェーン調整用のダブルナットを開放します。
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この2つのナットを緩めていきます。左側の少し大きいナットが調整用のナット。右側の少し小さいナットが緩み止めです。
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大きい方のナットをスパナで固定しつつ小さい固定用のナットを緩めます。
固定用ナットが緩んだら、左の調整ナットを時計回りに少しづつ締めていきます。
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車体の反対側(右側)にも同じものがあるので左右均等に締めていくことでリアホイールが少しづつ後ろにずれていきます。
※チェーンは必ずある程度のたるみは必要で、ギンギンにはってしまうと駆動装置以外にもエンジン自体にもダメージが発生する可能性があります。自信がない人はプロにお任せするようにしましょう。
丁度よい、たるみのポイントまでリアホイールを後ろに下げたらアクスルシャフトを締めた後に、調整要のダブルナットを左右ともに締め込んで走行中にナットが振動で落ちないようにしましょう。
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アクスルシャフトを締めるとチェーンが張る事が多いので再度チェーンのたるみをチェックしてください。ギンギンに貼られているようならやり直してくださいね。
まとめ
バイクのチェーンメンテナンスは、バイク愛好家にとって欠かせないスキルです。
正しい手順を覚え、定期的なメンテナンスを行って、あなたのバイクはいつも最適な状態を保ちましょう。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
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