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beruote

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JA10クロスカブの純正マフラーをJA59に取り付けてみた(他車種バイクのマフラー流用)

バイク
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ベル
ベル

こんにちは2022年型スーパーカブ110(JA59)オーナーのベルと申します。

今回はスーパーカブ110(JA59)のマフラー流用に関する情報をまとめました。この記事では、JA10クロスカブの純正マフラーをJA59に取り付ける方法について解説します。

結論から先に書くとJA10の純正マフラーはJA59に取り付け可能です。また加速性能は中~高回転域で「多少」速くなりました。

この記事はこんな人向け
・マフラーを交換したいけど音量は大きくしたくない。
・安くでカスタムしたい。
・人と違ったカスタムがしたい。

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スーパーカブ110(JA59)の純正マフラーの構造について

JA59スーパーカブの純正マフラー
上がJA10、下がJA59の純正マフラー

JA59型の純正マフラーの特徴

JA59の純正マフラーは、シンプルで効率的な構造を持っています。主な要素は以下の通りです。

  1. 排気管: エンジンから出る排気ガスを収集し、マフラー内部に導きます。
  2. サイレンサー: マフラー内部に存在し、排気ガスの圧力を調整し、音を静音化する役割を果たします。
  3. キャタライザー: 環境保護の観点から、JA59の一部のマフラーにはキャタライザーが内蔵されています。これは排気ガス中の有害な成分を減少させる役割を果たします。
ベル
ベル

キャタライザー。別名「触媒」と呼ばれる部分です。この部分を排気ガスが通ると排気ガスが綺麗になるのですが、一方で排気ガスが通るときに抵抗になってスムーズにガスが流れなくなります。

JA10型の純正マフラーの特徴

一方、JA10の純正マフラーはどうでしょうか。

  1. 排気管: JA10のマフラーも同様に、エンジンからの排気ガスを収集します。
  2. サイレンサー: JA10のマフラーもサイレンサーが内蔵されており、排気ガスの圧力を調整し、音を静音化します。
ベル
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2013年頃に発売されたJA10型のカブには排ガス規制などがまだ厳しく無かった為にキャタライザー(触媒)がついていませんでした。

今回はこの排気ガスの流れが悪くなるキャタライザーが付いていないJA10型の純正マフラーをJA59型に取付けてどうなるかを試していきます。

ちなみにJA10型のマフラーは以下のサイトで探しました。
・ヤフオク
・メルカリ
・ラクマ
・アップガレージ

この中で一番程度の良いマフラーが出品されてたのはアップガレージで商品価格が約3500円、送料が約2000円の合計5500円で入手できました。

マフラーの交換方法

JA59スーパーカブのエンジンとマフラーの連結部分の写真
エンジン下部

ここではマフラーの交換方法について書かせて頂きます。

マフラーの交換に必要な工具

マフラーの交換に必要な工具と部品は、以下の通りです。

メガネレンチ(19mm)

ベル
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マフラー後部のナットを回す際に利用します。19mmであれば何でもよいので19mmのソケットでも大丈夫!

マイナスドライバー

ベル
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エンジンとマフラーの間にあるガスケットがエンジン側に残る事が多いのでそれを剥がす為に使用します。

ラチェットレンチセット

ベル
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エンジン下側についているステップバーとエキゾーストマニホールドのナット(12mm)を外すのに利用します。上のセットには19mmのソケットがついているので先に紹介した19mmのメガネは必要ないかもしれませんね。

必要な部品

ベル
ベル

エンジンとマフラーの間にあるガスケット。排気漏れの原因になるのでなるべく交換してくださいね。

マフラーの交換手順

ベル
ベル

ここではマフラーの交換手順について説明させてもらいます。

ステップバー下のボルト4本を外す

スーパーカブのステップを止めている4本のボルトの写真

まずエンジン下のボルト四本を12mmのソケットレンチを使って緩めてステップバーそのものを外してしまいます。

ベル
ベル

ツーリングから帰ってきたばかりで下回りが汚くてすみません(^_^;)

ステップバーを止めていた4本のボルト

外したボルトの長さは全て同じなので取付のときに特に気をつける必要はありません。

エキゾーストマニホールドのナット2本を緩める

つぎにエンジン下のナットを12mmのソケットレンチを使って緩めておきます。手でまわるぐらいになったら今はそのまま仮で取り付けたままにしておきましょう。

マフラー後部のナットを外す

マフラーを固定しているナットの写真

キックスターターの少し後ろにあるナットを19mmのメガネレンチやソケットレンチを使って外していきます。

ベル
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かなり固くしまっているのと緩み止めナットになっているので手で回せるようになるまで何回もレンチで回す必要があります。ワッシャーが入っているのでこれもなくさないようにしましょう。

この大きいナットが外した後に、先程のエキゾーストマニホールド部の2つのナットも手で外せばマフラーが外せます。

マフラーが外れたらマイナスドライバーを使って古いガスケットを取ってしまいましょう。

ベル
ベル

あとは逆の手順でJA10用のマフラーを取り付けるだけですね。自分の場合はJA59にJA10の純正マフラーがポン付けでいけました。

年式の違う純正マフラーを流用して感じたこと

クロスカブ(JA60)にJA10のマフラーを取り付けるとリアショックの下のボルトがサイレンサーに当たるらしく、後部マフラー固定部にワッシャーを3枚ほど入れて外に出す必要があるそうです。

ですが、自分のJA59スーパーカブ110には全く加工は必要ありませんでした。

外に張り出している感じもありません。

そのままエンジンをかけて近くの山を走ってきました。

以下の「まさチャンネル」さんでは同様の改造をした後に加速テストをしています。

こちらの動画では「めちゃくちゃ早くなった!」と発言されているのですが自分の場合は残念ながらそこまでの強烈なパワーアップは感じませんでした。

ただ、確かに速くはなっているのは感じました。あまりにも大きな期待を持っていると「あれ?」となるかもしれませんね。

交換してちょっとしか走っていないので燃調などが今後最適化されていく可能性もあるかもしれませんが、僕はこれ以上変わらないような気がしています。

嬉しいのは速く力強くなっているのに排気音は交換前と変わらないのが良いですね。

また、60kmの巡航がなんとなく静かになった気もしました。

まとめ

以上がJA59にJA10の純正マフラーを取り付けた感想でした。

なぜか普段の街乗りの燃費が75kmから84kmぐらいに上がりました。ただ、たった一回のテストでの結果なのでまた新しい事が分かればこの記事を更新していこうと思っています。(2024年3月追記 燃費は結局75km/Lで落ち着いたので一時的なものだったようです)

ベル
ベル

最後に。
今回の結果は中古で手に入れたマフラーの状態によってはポン付け出来なかったり、思ったような性能にならない可能性があります。今回と同様の事をされるとしても全て自己責任の上でお願いしますね。

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