バイクのタイヤ交換は自分でしないほうがいい?スーパーカブ110(JA59)のリアタイヤ交換をしてみた | 車とバイクのベルブログ
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バイクのタイヤ交換は自分でしないほうがいい?スーパーカブ110(JA59)のリアタイヤ交換をしてみた

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ベル
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こんにちは!スーパーカブ110(JA59)オーナーのベルと申します

バイクのタイヤ交換は、経験と適切な工具があれば自分でも可能ですが、安全性を考慮すると専門店に依頼することをおすすめします。

私は今回、スーパーカブ110(JA59)のリアタイヤ交換を自身で行いましたが、予想以上に手間と時間がかかり、適切な締め付けトルクの管理など、専門知識が必要な場面もありました。

初心者や経験の浅いライダーは、確実な作業と安全性を確保するため、信頼できるバイクショップでの交換をお勧めします。ただし、自分で交換することで得られる満足感や知識は大きいため、十分な準備と注意を払えば挑戦する価値はあると思いますよ。

この記事はこんな人向けです
タイヤ交換の基本や注意点を学びたい方。
スーパーカブ110(JA59)のメンテナンスに興味がある方。
自分でバイクのメンテナンスを行いたいと考えている方。
バイクのメンテナンス費用を削減したい方。
タイヤ交換の安全性やリスクについて理解したい方。
バイクの整備技術を向上させたい方。

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自分でバイクのタイヤ交換するべきか?自分で交換するメリットとデメリット

バイクのタイヤ交換を自分で行うか、それとも専門店に任せるか。

この選択は多くのライダーにとって悩ましい問題ですよね。私自身、スーパーカブ110(JA59)のリアタイヤ交換をしたことから、自己交換のメリットとデメリットについて考えてみました。

タイヤ交換を自分でする場合のメリット

自分でタイヤを交換することの最大のメリットは、やはりコスト削減です。専門店に依頼する場合の工賃を節約できるため、総費用を大幅に抑えることができます。

また、自分の手でメンテナンスを完了させる達成感は何物にも代えがたく、バイクへの愛着もより深まります。さらに、タイヤ交換の過程でバイクの構造や整備方法について学べるため、技術の習得にもつながります。この経験は、走行中のトラブルに遭遇した際の対応力向上にも役立つでしょう。

タイヤ交換を自分でする場合のデメリット

自己交換にはデメリットも存在します。最も大きな問題は安全性のリスク。

不適切な作業は走行時の安全を脅かす可能性があるため、細心の注意が必要です。また、初めての場合は予想以上に時間がかかることも覚悟しなければなりません。また、専用工具の購入が必要なため、初期投資もかかります。さらに、トルク管理など専門的な知識が求められる場面もあり、これらの習得には時間と労力を要します。

ベル
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初心者の場合は、まず専門店で交換の様子を見学したり、経験者のサポートを受けながら挑戦するのが賢明でしょう。また本などを買ってバイクの構造を普段から勉強しておくのもおすすめです。

タイヤ交換のコスト比較 DIYと二輪館等の専門店の料金を徹底分析

スーパーカブ110(JA59)に適したタイヤとして、MICHELIN(ミシュラン)のバイクタイヤ「CITY EXTRA」を例に挙げて、DIYでの交換と専門店での交換のコストを比較してみましょう。


現在、MICHELIN CITY EXTRAの価格は約7,700円(税込)で購入可能です。

自分で(DIY)タイヤ交換コスト

DIYでタイヤ交換を行う場合、以下のようなコストがかかります。
タイヤ本体: 約7,700円
工具セット: 初回のみ必要で、約10,000円(タイヤレバー、トルクレンチ、ジャッキなど)


バルブ: 約500円


初回の合計コストは、約18,200円となります。2回目以降は、タイヤ代とバルブ代のみで済むため、約8,200円になります。

バイク専門店でのタイヤ交換コスト(相場)

専門店でのタイヤ交換の場合、コストは以下の通りです。
タイヤ本体: 約7,700円
工賃: 約3,000円~5,000円
バルブ交換費: 約1,000円
専門店での合計コストは、約11,700円~13,700円となります。

項目DIY専門店
タイヤ本体約7,700円約7,700円
工具セット約10,000円~15,000円(初回のみ)
工賃約3,000円~5,000円
バルブ約500円約1,000円
初回合計約18,200円~23,200円約11,700円~13,700円
2回目以降約8,200円約11,700円~13,700円

結論として、頻繁にタイヤ交換を行う方や、メンテナンスに興味がある方はDIYが費用対効果が高いでしょう。一方、安全性を重視する方や、時間的余裕がない方は専門店に依頼するのが賢明です。自身の状況とニーズに合わせて選択することが大切です。

初心者でもできるかも?スーパーカブ110(JA59)リアタイヤ交換の手順

ベル
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スーパーカブ110(JA59)のリアタイヤ交換は、初心者でも適切な準備と注意を払えば自分で行うことができます。以下に、ステップバイステップでの交換手順をご紹介します。

タイヤ交換工具の準備

まず、必要な工具を揃えましょう。

ジャッキまたはセンタースタンド
タイヤレバー
空気圧ゲージ
新しいタイヤ(今回はMICHELIN CITY EXTRA 80/90-17)
新しいバルブ

リアタイヤを取り外す前にバイクを安定させる

センタースタンドを使用するか、ジャッキでリアホイールを浮かせます。バイクが安定していることを確認してください。

ベル
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僕の場合は下に貼っているようなパンタジャッキを用意しておいてリアタイヤを抜いた後にスイングアーム下にジャッキを入れています。万が一地震等が起きた場合に備えてという感じです。

古いタイヤ(ホイール)の取り外し

まずは車体右側にあるドラムブレーキのアジャスターとドラムブレーキの回転を抑えているトルクロッド(画像右側にある黒い棒)のボルト・ナットを外します。割りピンを外すのを忘れずに。

上の写真のアクスルシャフトを緩める前にチェーンアジャスターを緩めておきましょう。

チェーン調整が必要でない状態であれば外す前に現在の位置を写真などで撮っておけば組み付け時の参考になります。

チェーン調整の方法は別記事で紹介しているのでその記事も参考にしてくださいね。

\クリックでチェーン調整方法の記事へ/

チェーン調整

アクスルシャフトを緩め、ホイールを取り外します。

写真では上のチェーンカバーが付いたままになっていますが実際では外さないとまともに作業できないので最初にはずしておきましょう。

ホイールの左右にカラーというのがあり、アクスルシャフトを抜くと外れる事があるのでしっかりと回収しておきましょう。

リアフェンダーが邪魔してタイヤが外に出せないので自分の場合はバイクを左側に傾けてホイールを抜きました。

全部一人でするので結構ヒヤヒヤです。

次に虫回しを使ってバルブコアを外し、タイヤの空気を完全に抜きます。

タイヤレバーを使ってビードをリムから外します。

ただし、タイヤレバーだけでビードを落とすのは難しいので今後、自分でタイヤ交換をすると決めたのならビードブレーカーを買ってしまいましょう。

タイヤレバーを使って古いタイヤを取り外します。

この時にリムプロテクターをつけていないとリムがズタボロになるので必ずつけるようにしてくださいね。

タイヤレバーでタイヤを外したりつけたりする時に注意してほしいのが「力ずくでやらない」という事です。

タイヤレバーでこじている時にタイヤのビードがブチブチいうようならそれは力の入れすぎです。タイヤレバーを入れている反対側のビードがしっかりとホイールの中心に落ちていないとこういう事になりがちです。

ベル
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実際に作業に入る前にYouTubeでいくつかの動画をみたりして予習をしておきましょう!

タイヤが外れている間にチューブレス用のバルブ交換をしますがバイクを新車で購入してまだ2年とかなので「まあ、大丈夫だろう」と今回は無交換としました。

新しいタイヤにビードワックスをたっぷりと塗って取りつけていきます。

ビードワックスを塗り忘れたりすると最後に空気をいれる時にビードが起きてこなかったり、そもそも新品のタイヤをホイールにはめる時に手こずります。

バイクだからと小さい容量の物をかってケチって使うよりも大容量のものを買って大胆に使いましょう!

今回選んだMICHELIN CITY EXTRAの場合はタイヤのローテーションが前輪か後輪に取り付けるかによって回転方向が違うので注意してください。

今回はリアに装着するので正しく装着してバイクの後ろからみたら「ハの字」になれば正解です。

新しいタイヤがホイールについたらバルブコア(虫)を入れてタイヤに空気を入れていきましょう。

チューブレスの場合、本来は圧縮空気を作るエアコンプレッサーを使うのが当たり前なのですが高いしでかい。

「ビードがおきなければ空気を入れる時だけホイールを車に積んで近くのガソリンスタンドで入れさせてもらうか…」そんな風に考えて自転車用の空気入れでトライしたらすんなりビードが起きてくれました。

あとは外していった手順の逆でリアホイールを組み付けていきましょう。

ホイール左側のスプロケットがついている部品の内側、指を指しているところにもカラーが付いています。これを入れ忘れたりしないように注意してくださいね。

また、ホイールを組み付ける前にアクスルシャフトにグリスを塗ったり、指でホイールベアリングをグリグリと動かしてがスムーズに動くかを確認しておきましょう。

ホイールベアリングが回らなかったり、回した時に「ゴロゴロ」とした感触があると交換時期ですね。

もちろんドラムブレーキのシューの残量などもチェックしておきましょう。

ホイールの取り付け

ホイールを元の位置に戻し、アクスルシャフトのナットを適切なトルクで締めます。スーパーカブ110の場合、通常は59N・m(6.0kgf・m)です。

トルクロッドは14N・mです。割りピンを忘れないようにしてくださいね。

自分の場合は体重82kgぐらい+キャンプ道具を常に満載の状態でいろんな所を走り回って約12,000キロで純正タイヤのスリップサインに到達しました。

今回、なぜミシュランのタイヤを選んだかというと縦溝が入っていないタイヤが良かったから。

理由としてはグルービング工法(道路にレコード盤のように縦溝加工がされている)施された道を走る時にこのタイヤの縦溝がハンドリングに対して悪さをしてるんじゃないか?と考えたからです。

最後にホイールがスムーズに回転するか確認します。

試運転

短い距離を走行し、異常な振動や音がないか確認します。


この手順を慎重に行えば、初心者でもスーパーカブ110(JA59)のリアタイヤ交換を安全に行うことができますが、不安がある場合は専門店に依頼することをおすすめします。

安全性が最も重要ですので、自信がない作業は無理をせず、プロの助けを借りましょう。

ベル
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最後まで読んでいただきありがとうございました!

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