こんにちは!若い頃はウィリーを良くやっていたベルと申します。
バイクのウィリーは、かっこいいし爽快感がある反面、危険で違法な行為です。このブログでは、ウィリーの定義やメリット・デメリット、コツ・やり方、注意点、有名な「だるま屋ウィリー事件」についても解説をしていきます。
ウィリーに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
バイクのウィリーとは
ウィリーとは、バイクの前輪が浮き上がる状態のことです。フロントフォークが長く、エンジンパワーが強いバイクであれば、ウィリーをすることができます。
オフロード等では大きい段差を超える時に意図的にウィリーをすることでスムーズにクリアすることができます。
だるま屋ウィリー事件とは
「だるま屋ウィリー事件」とは、人気俳優の大泉洋が「水曜どうでしょう」の番組の中でバイクでウィリーしながら道路工事中の安全柵に突っ込んだ事件です。この事故は幸い大事には至らず、むしろ番組的にはおもしろエピソードとしてうまく編集され、番組のファンの間では大人気の回となりました。
僕もあまり水曜どうでしょうの事は知らないのですがこのだるま屋ウィリー事件だけは多くの動画で目にしたことがあります。事件が起きた場所は「聖地」と呼ばれているそうですね。
ちなみに聖地の場所は新潟県のここになります。
ちゃんとした映像で観たい!という人は以下のDVDを買って予習してから聖地に行くと楽しいかもしれません(笑)
ウィリーがしやすいバイクについて
ウィリーをしやすいバイクの一つに、オフロードバイクがあります。これは軽量でエンジンのトルクが強力なため、ウィリーを行いやすくなります。また、エンデューロやトライアルバイクもウィリー向きです。
オフロード系のバイクは圧倒的にウィリーがしやすいですが、軽量なオンロードバイクやスクーターでも可能です。
実際に僕はVFR400RRというバイクでよくやっていました(私有地で)
ウィリーは公道でやってもいいのか?
ウィリーとは、バイクの前輪が浮き上がる状態のことです。かっこいいと感じる人もいますが、公道でウィリーをするのは違法行為であり、非常に危険です。
ウィリーが違法行為である理由
ウィリーは、道路交通法の「安全運転義務違反」に該当します。道路交通法第70条では、運転者は、安全運転に必要な注意義務を怠ってはならないと定められており、ウィリーはバイクの安定性が損なわれるため、安全運転義務に違反する行為とみなされます。
ウィリーをやっている間は前が見にくいですし、フロントタイヤが浮いているためにリアブレーキしか効きません。
事故の原因になるので公道でのウィリーはやめておきましょう!
ウィリーのメリット・デメリットとは
以下にウィリーのメリットとデメリットを表にまとめました。
メリット | 説明 |
---|---|
技術向上 | ウィリーはバイクのバランス感覚や操作技術を向上させる練習になる。 |
スタイルとパフォーマンス | ウィリーは派手でカッコいい技術であり、ライディングの魅力を高める。 |
バイクの特性を理解 | ウィリーをすることでバイクの特性や挙動を理解しやすくなる。 |
ライディングの幅が広がる | ウィリーはバイクの可能性を拡げ、多様なライディングスタイルが楽しめる。 |
オンロードで役立つ事はほとんどありませんが、オフロードでは使いこなすと様々なセクションを簡単に乗り越える事ができるようになります。また、不意にウィリー状態になっても慌てる事がなくなります。
デメリット | 説明 |
---|---|
違法行為 | 公道でのウィリーはほとんどの場所で違法行為であり、罰則がある。 |
事故のリスク | ウィリーは制御が難しく、失敗すると交通事故の危険が高まる。 |
バイクの負担 | ウィリーの際にバイクに負担がかかり、パーツの摩耗や故障の原因になる。 |
難易度と練習の必要性 | ウィリーは熟練を要する技術であり、練習が必要である。 |
他人への影響 | ウィリーが周囲の交通に与える影響が不明瞭であり、危険を招く場合がある。 |
ウィリーは危険という事以外にもバイクが著しく消耗します。僕も練習しまくっていた時はクラッチやチェーン、スプロケットがすぐに消耗しましたし、フロントタイヤが着地する時に大きなショックがフロント周りにかかるのでステムベアリング等を交換する事になりました。
ウィリーのやり方・コツ
この章ではウィリーのやり方について説明させてもらいます。
なるべくシートの後ろに座ろう!体重移動
ウィリーをするためにはまずは体重移動が必要です。
基本的にはシートのなるべく後方に座ることでフロントの荷重を少なくしてウィリーが起こりやすい状態にしてやります。
オフロードバイク等では立ったままウィリーさせる事が多いのですがまずはシッティング(座って)ウィリーを練習しましょう!
クラッチとアクセルのタイミング
シートの後方に座ったらギアは1速、速度は10~20km/hで一度クラッチを切ります。
次にアクセルを開けてバイクのレッドゾーンまでの30%ぐらいにエンジンの回転を開けた状態にしてクラッチをパッ!と繫ぎます。
この時に必ずリアブレーキがいつでも効かせれるようにしておきましょう。
ビビると上がらないし、やりすぎるとバックドロップといって後方にひっくり返ります。初めは上がらないのが普通なので徐々に回転数を上げてウィリーが出来るポイントを探しましょう。
また車種によってはアクセルだけでウィリー出来たり、またどれだけ頑張ってもウィリー出来ない車種もあります。
もし前輪が上がり過ぎたら…
前輪が上がり過ぎた!と思ったら即座にアクセルを戻すかリアブレーキをかけましょう!
この時にあまりにギュッ!とリアブレーキを踏むと前輪がすごい勢いで地面に叩きつけられるので何度も繰り返しているとフロントの足回りがガタガタになるので注意してください。
ウィリーした後にアクセルコントロールでフワッと前輪を着地が出来るようになれば上級者!
注意点
ウィリーは失敗すると後方に転倒したり、着地のタイミングでハンドルを曲げたまま着地して右や左に吹っ飛ぶ事が多いです。なので必ずプロテクターやヘルメットを着用して練習しましょう。
僕もスクーターで練習中に着地に失敗して腕に怪我をしました。くれぐれもプロテクター類は必ず着用してくださいね!
\あわせて読みたい/
まとめ
以上がバイクでウィリーをするコツや方法について説明させてもらいました。覚えてしまうと簡単に出来るので興味がある人は練習してみてくださいね。
くれぐれも公道ではやらないようにしてくださいね!
関連記事
コメント