大阪の夜を抜け、軽自動車に荷物を詰め込んで僕は相模原のレトロ自販機巡りに出発しました。目的地までは下道だけで500km、奈良、三重、岐阜、長野、山梨を通り抜けるほぼ日本横断の旅です。夜出発という無謀にも思える選択には、しっかりした理由があります。渋滞を避けてスムーズに進むため、そして真夏でも涼しい時間帯を狙うためです。
旅の道中では、車中泊の工夫や荷物の最小化、軽自動車ならではの燃費の良さも実感しました。さらに、目的地にたどり着くと、そこには昭和の香りが色濃く残るレトロ自販機の数々。熱々のラーメンやうどん、そば、サンドイッチまで、まるで時間が止まったかのような光景が広がっていました。
この記事では、大阪から相模原までの下道旅のルートや車中泊のポイント、そしてレトロ自販機の魅力を余すところなく紹介します。情報を集めたい方も、旅気分を味わいたい方も、ぜひ最後まで読んでみてください。
大阪から相模原へ夜出発の旅

大阪から相模原まで、夜の下道だけで向かう今回の旅は、真夏の車中泊とレトロ自販機巡りを組み合わせた特別な体験でした。
距離は約500km、奈良・三重・岐阜・長野・山梨を経由するほぼ日本横断のようなルートです。
夜出発の理由

午後9時、大阪のガソリンスタンドでタンクを満タンにして出発しました。
真夏の日中は渋滞のリスクが高く、特に愛知県付近は避けたいところです。
夜出発なら道が空いていてスムーズに走れるうえ、気温も下がり快適です。
車中泊の装備と工夫

荷物は必要最低限に絞りました。
サーマレストのマット
軽量シュラフ
バーナーとランタン
保冷用の小型クーラーボックスのみ。
USB充電器はシガーソケットタイプのみ。
小型扇風機は使わず工夫して快適に過ごしました。
道の駅での休憩と仮眠

深夜4時、道の駅きりら坂下で初めての休憩。眠気を感じたため仮眠を取りました。
軽自動車でも工夫次第で快適に車中泊可能です。窓には手作り目隠しシェードを装着し、標高の高い場所を選ぶことで真夏の暑さを軽減しました。

きりら坂下の標高は300m前後なのでシュラフに入って寝るほどでもありませんでした。深夜だからエアコン無しで寝れましたが暑がりの人は真夏は寝れないかもしれませんね。
標高100mで気温は約0.6度下がるので平地よりも2℃程度涼しい計算になりますね。
朝の清々しさ

午前11時、夜通し運転した体に朝の清々しい空気が心地よく感じられました。
道の駅は川沿いで駐車場も広く、24時間利用可能なトイレも完備。車中泊に最適な環境です。

軽く朝食を取り、相模原のレトロ自販機を目指して再出発しました。
山道ルートで楽しむ絶景ドライブ

夜通しドライブで疲れを少し回復させたあと、相模原のレトロ自販機を目指して再出発。定番の国道1号線を避け、あえて山道ルートを選びました。信号も少なく、ドライブの快適さが増すルートです。
山道を選んだ理由

山道は少し遠回りですが、信号が少なくストレスなく走れるのが大きなメリット。
道幅は狭めですが舗装はしっかりしており、絶景スポットに出会えるのが山道ドライブの醍醐味です。

僕は万が一に備えてちゃんとドラレコも付けていますよ
レトロ自販機に到着!

ついに目的地の「中古タイヤ市場自販機コーナー」に到着。薄暗い照明に照らされるレトロ自販機は、まるでタイムスリップしたかのようです。
レトロ自販機の魅力(H3)

ここには希少な、自販機でラーメンやうどんを提供するタイプが並んでいます。
今回はチャーシュー入りラーメンをチョイス。

わずか100円アップでボリューム満点の一杯が楽しめます。
長旅の疲れも一気に癒される味わいです。

お箸と胡椒は自販機にあるので安心してくださいね
他の自販機もチェック

うどん、そば、ジュース、アイス、サンドイッチ、ガチャガチャまで種類は豊富。
夜遅くに訪れたため売り切れもありましたが、見ているだけでも楽しい体験です。

アマゾンで色々と調べていたらレトロ自販機のフィギュアとかもありました(笑)
夜間の注意点

店舗内トイレと両替機は営業時間(10:00~17:00)以外使用不可。夜訪れる場合は手前の道の駅やコンビニでトイレは済ませましょう。
駐車場には段差があるため、車高の低い車は注意が必要です。
車中泊と燃費、旅のまとめ

大阪から相模原までの下道旅は、新しい発見がたくさんあり、本当に楽しい体験でした。

レトロ自販機巡りは、単なる食事以上にタイムスリップ感や冒険心を満たしてくれますよ!
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