
キャンプ荷物満載の坂道で『エンジンが息切れ…』と感じることはありませんか?それ、もしかしたらプラグの寿命かもしれません。
今回は高性能と噂のMoto dxというプラグを愛車のスーパーカブ110(JA59)に取り付けたので交換方法や交換後の感想を書いていこうと思います。
率直な感想は、劇的な変化ではありませんが、千円ちょっとの投資でエンジンのトルクがわずかに上がり、発進や加速がスムーズになった印象です。スーパーカブ110(JA59)での体感を中心にレポートします。
それでは以下に詳しく書いていきます。
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スーパーカブ110に付いている標準プラグの交換時期(寿命)とは?

バイクの標準プラグの寿命は、一般的に5,000kmと言われています。これは、プラグの中心電極と接地電極の間の距離であるギャップが開き、スパークが飛びにくくなるためです。
ギャップが開くと、エンジンの始動が悪くなったり、加速が鈍くなったり、アイドリングが不安定になったりするなどの症状が現れます。
また、プラグの電極は使用することで消耗し、電極の形状が変化します。電極が丸くなってしまうと、スパークが飛びにくくなるため、寿命が短くなります。

なお、プラグの種類によって寿命は異なります。白金やイリジウムなどの貴金属を使用したプラグは、一般的なニッケル合金プラグに比べて寿命が長く、10,000km~20,000km程度の寿命が期待できます。
NGKのMoto DXとは?

NGKのMoto DXは、2019年に発売された2輪車専用のスパークプラグです。従来のニッケル合金プラグに比べて、始動性、加速性、燃費のいずれも向上し、従来品のおよそ2倍のロングライフを実現しています。

今まで最強とされていたイリジウムプラグと比べて2倍の寿命があるとされています。
Moto DXの特徴は、外側電極の断面をDのような形状とする「D-Shape」を採用していることです。この形状により、従来のプラグと比べて混合気の流れがスムーズになり、より効率的な燃焼を実現することができます。
Moto DXは、市販のバイクのほとんどに適合しており、従来の標準プラグからMoto DXに交換することで、エンジンの性能を向上させ、燃費を改善することができます。
具体的なメリット

Moto DXのメリットは、以下のとおりです
- 始動性向上
- 加速性向上
- 燃費向上
- ロングライフ
始動性については、Moto DXのD-Shapeにより、混合気がより効率的に燃焼するため、エンジンの始動がスムーズになります。また、加速性についても、燃焼効率の向上により、より力強い加速が実現します。燃費については、アイドル燃費テストで、一般プラグに比べて2.3%ガソリン消費量が少なくなるという結果が出ています。ロングライフについては、従来品のおよそ2倍の8,000~1万kmの寿命が期待できます。
スーパーカブ110(JA59)に適合するプラグの規格と適合表
2022年式のスーパーカブ110(JA59)に適合するのは上に貼っている「CPR8EDX-9S」となっています。

俺の乗っているバイクの規格が知りたいんだよ!という方の為にNGKのスパークプラグ適応品番検索を貼っておきます。
スーパーカブ110(JA59)のプラグ交換に必要な工具

ここではJA59スーパーカブ110のプラグ交換に必要な工具類を紹介させてもらいます。
トルクレンチ
まずはトルクレンチです。無くてもプラグ交換は出来るのですがプラグ交換時に強い力で締めてしまってネジ山を壊してしまう可能性があります。ネジ山をナメてしまうとエンジンの高額修理が発生してしまうので僕はトルクレンチを使うようにしています。

スーパーカブ110(JA59)のプラグの締め付けトルクは10~12N・mとなっています。
16mmのスパークプラグソケット
スーパーカブ110(JA59)のプラグの脱着に必要なのは16mmのスパークプラグソケットです。
これを先程のトルクレンチと組み合わせて使用します。

スーパーカブのプラグ交換に必要なのは以上の2点だけになります。
ブラグキャップとプラグの外し方・交換方法について
ここではスーパーカブ110(JA59)のプラグ交換方法について説明させてもらいます。
ハンドルを右に切る

まずはハンドルロックを解除してハンドルを右にめいいっぱい切りましょう。こうすることでレッグシールド等を一切外すことなく作業が出来ます。
外し方は引っ張るだけ!プラグキャップを外す

エンジンの右前でしゃがみこんでエンジンの方を見ると写真のようにエンジンの先端に黒いゴムキャップのような物があるのでそれを手でぐっとつまみます。


あとは手前にひっぱると「ゴリゴリ」という感触とともにキャップが外れます。エンジンが熱いと火傷しちゃうので冷めてから作業するようにしてくださいね。

プラグキャップが外れた状態です。これでプラグが丸見えになりました。

プラグキャップは邪魔になるので下の鉄板にそっと引っ掛けておけばOKです。
工具を使ってプラグを外す

16mmのスパークプラグソケットとラチェットレンチを組み合わせてプラグにあてがいます。
しっかり奥に当たったら後は反時計方向に回転させればネジが緩んでいきます。

この時に手をぶつけると怪我をする可能性があるので出来たら軍手を付けて作業する事をおすすめします。

軽く周るようになったら工具はプラグから外して指で摘んで回せば早く取り外すことが出来ますよ。
プラグ締めすぎ注意!新しいプラグを手で締まるところまで締め付けていく

新しいプラグを箱から取り出してプラグを外した穴に取り付けます。

僕は過去に新品のプラグを地面に落としてしまってプラグギャップ(電極と側方電極の距離)が狭くなった事がありました。うっかり落とさないように注意してくださいね。
プラグ穴にプラグを取り付ける時は絶対に工具を使わずにまずは手でくるくると回してください。手で回らない場合は斜めに入っている可能性があるので一度取り外してもう一度やり直しましょう。
最後まで回して手で回らなくなったらまたスパークプラグソケットとトルクレンチを使って締め付けます。

僕は12N・mにトルクレンチをセットして締め付けました(数値をセットするとに間違えないように注意してくださいね)

あとはプラグキャップをプラグにググッと差し込めばプラグ交換は終了です。

お疲れ様でした。念のためにエンジンがスムーズにかかるか確認しておいたほうがいいでしょう。
NGK Moto DXに交換して効果はあったのか?
上の動画はMoto DXに交換後に実際に道路を走った物です。

素直な感想を言えばめちゃくちゃ速くなったわけでは無いですがトルクが上がった感じがしました。どのみちプラグの交換時期を大幅に過ぎていたのでタイミング的には丁度よかったですね。
まとめ

以上がMoto DXの交換についてでした。
僕の場合、キャンプ道具を満載にして長野や岐阜等の標高の高いところを登ったりしているのでプラグに高い負荷がかかっているはずなんですよね。気になっている部分が交換出来て気持ちがスッキリしました。
最後に「あれもこれも、ちまちま工具を揃えるのは正直面倒…」という方、多いと思います。
そんな方には、SK11(エスケー11) 整備工具セット 133点組(SST-16133BK)が超おすすめです。(16mmのスパークプラグソケットとトルクレンチだけは別途必要ですが)
トルクレンチ以外のソケット、ラチェット、六角レンチ、ドライバーなど、バイク整備に必要な主要工具はほぼ揃っています。
見た目も統一されており、ガレージに並べるだけで作業環境がキリッと引き締まり、スタイルも抜群。
僕自身、バイク歴30年で様々な工具を持っていますが、こういったセットを使うと作業効率が格段に上がると実感しますよ。一度揃えれば、スーパーカブをはじめ幅広い整備に対応でき、結果的に長く安心して使えます。
ちまちま工具を揃えるより、最初からこのセットで一気に揃えてしまう方がストレスフリーではないでしょうか。
工具購入の比較
| 比較項目 | ちまちま買う場合 | 一気にセット購入(SK11 133点組) |
|---|---|---|
| 初期費用 | 少額から買えるが、結局合計は高くなることも | 4〜5万円前後で一度に揃う |
| 時間 | 欲しい工具を探して買う手間が多い | 箱から出すだけでほぼ全て揃う |
| 作業効率 | 不足の工具があると作業中断 | 作業ごとに工具を探す必要なし |
| ガレージの見栄え | バラバラで統一感なし | 統一されていて見た目もキリッと |
| 長期コスパ | 必要な都度買うので割高になる場合あり | 一度揃えれば長く使える |
| 精神的ストレス | 「あれが足りない!」が頻発 | スッキリ、作業に集中できる |
| メンテナンス対応範囲 | 一部しか揃わない可能性 | スーパーカブから車まで幅広く対応 |

以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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