こんにちは ベル です。
愛車R1200GSAのタイヤが前後とも減ってきたので評判の良いシンコータイヤさんのE804とE805を入れました。
ここの記事ではホイールの脱着方法とシンコータイヤのインプレを書いていきたいと思います。
タイヤ注文
ずっと「そろそろタイヤ交換しなくちゃな」と思っていたので前から気になっていたシンコータイヤを試すことにしました。
R1200GSA(2006)の場合のタイヤだとこの2つですね。
前輪
後輪
この2つをアマゾンでポチりました。
なぜ今回、シンコータイヤを選んだかなんですが価格です。
とにかく安い。
アマゾンだと前後購入しても2万円行かないという驚きの価格です。
生産は韓国でされているようなので、信頼性などに関してはヨーロッパや日本のタイヤに比べて落ちるかもしれませんがやっぱり安いのは助かるので・・・
注文してから3日後ぐらいに届きました。

特別に重たいとかという感じでもなく普通です。
それでは早速、R1200GSAに組み付けていきましょう!
フロントホイール取り外し
まずはフロント側から始める事にします。
センタースタンドの少し前側にジャッキをかけてフロントタイヤを浮かせます。

キャリパーを外していきましょう。
ここはT45のトルクスですね。

2箇所のネジを外したらキャリパーを少しだけねじるように力をゆっくり加えればキャリパーのピストンが下がって外しやすくなります。
(このときブレーキホースとABSセンサーが少し上の場所で連結されているので外してください。クリップみたいなものなので指で簡単に外れます)

反対側のキャリパーも同様に外します。

次にフロントフォーク右側の下にあるこのボルトを緩めていきます。ここもT45

そしてアクスルシャフトを緩めるのですが22mmのヘキサゴンレンチなど持っていないのでこれを買いました。

22mm側をアクスルシャフト右側から入れて・・・・
反対側の19mmか24mmをメガネレンチなどで掴んで緩めていきます。

ABSセンサーに強い力がかからないように気をつけてシャフトとホイールを外します。

ホイールのカラーは左側だけに付いているのでアクスルシャフトと一緒に汚さないようにどこかに置いてください。
ホイールのベアリングチェック

指で回してゴリゴリ感がないかチェック
大丈夫そうです。
今回はそのまま行きましょう。
それではタイヤを外していきましょう(肉体労働の開始w)

さすが大型バイクのタイヤ、硬いなぁ・・・(汗だく)

一時間ぐらいかけて何とか新しいタイヤに組み替えました。

もう、この時点でクタクタの汗だくです(^_^;)
フロントのタイヤのビードはまだ起こしてませんがフロントに仮付しました(次にリアのホイールを外すのですが前後タイヤが無いのは不安なので)
リヤホイールの取り外し
次にリアタイヤが浮くようにセンタースタンドの後ろ側のマフラーにジャッキを噛ました。
T50のレンチを使ってリアホイールを外します。
この時にギアを1か2速とかに入れておきましょ。

五箇所のボルトを外すと・・・
外れました。
リアホイールの脱着は一瞬ですね。

リアフェンダーのプラスチックを外さないと外に出せないかと思ったのですがホイールを少し傾けながら左斜め後ろにずらすと大丈夫でした。
マフラーもフェンダーも外さなくてOKです。
「さぁー!リアタイヤもタイヤレバーで行くか!!!」という気持ちにはなりません(笑)
友人の自動車工場に電話しました。
「タイヤチェンジャー貸してくれる?」
「良いよ、傷とか付いても責任もてないけど」
との事で友人の工場に向かいます。
「これなんだけど」
「ああ、行けそうやな」

ウィーン
バコッ
エア注入、パァーン!とビードが起きて完了。
たったの5分ほどで終わった・・・前輪の苦労はなんだったのだ・・・

もう二度と大型バイクのタイヤ交換はタイヤレバーでやらないぞ・・・
あとは前輪のビードを起こさないと行けないのをどうしよう・・・と悩んでいたら「これもってけ」とスナップオンのエアコンプレッサーを貸してくれました。
「こんな小さいコンプレッサーでビードが起きるのか?」とやってみると。
初めはシューシュー言ってたんですが音が止まったと思ったらビードが「パァン!」と起きました。
さすがスナップオン・・・
前後ホイール組付け
あとは組み付けていきましょう。
締め付けトルクに注意しましょう。
フロントのアクスルシャフトは50Nm

アクスルシャフト廻り止めのボルトは19Nm
キャリパーを止めているボルトは30Nm
リアホイールを止めているT50の5本のボルトは60Nm。
ちなみに、タイヤのバランスはとっておりません。
高速でも100km/hぐらいしか出さないと思うので・・・
ブロックタイヤにするだけでバイクの印象がガラッと変わりますね。

マッドマックス感があります(笑)
インプレッション
で、実際に走った感想は・・・
オンロードの話なんですがロードノイズはやっぱり多少上がりますね「ズビヤァアアー」みたいなブロックタイヤが音を出すんですが僕はそこまで気になりませんでした。
それと怖かったのが以前に装着していたロードタイプのタイヤと比べるとカーブで結構、外に膨らんでいきます。
1日乗ると慣れたのですが初めのカーブでちょっとヒヤッとしました。
なので、ロードタイプのタイヤからブロックに変えた時は十分に速度を落としてカーブに入ってください。
自分はオフロードは殆ど走らないのでオフの性能は良くわかりませんがキャンプ場でまあまあの坂(未舗装)があったので試しにトライしたらスッと登ってくれました。
最後に走りには関係ないのですがブロックの高さ分なのか脚付きがちょっと悪くなりましたね。
サイドスタンドで道に止めた時も車体の傾きが大きくなってるのでタイヤの外形が大きくなってるのは間違いないでしょうね。
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まとめ
自分はあまりオフロードを走らないのでブロックタイヤにする必要はなかったのですが今回シンコータイヤを選んだのは「値段」と「見た目」ですね。
タイヤをオンロードタイヤからブロックタイヤに変えるだけで全然印象が変わってゴツゴツの男らしい印象になったのは嬉しいですね。
以上、シンコータイヤ E804とE805の交換日記でした。

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