四條畷市でパン屋を探している人へ。バイクも車も停めやすく、走ったあとにちょうどいい”よりみちパン屋”があります。
四條畷市に、ツーリングで寄りたくなるパン屋がある

大阪府四條畷市。奈良との県境に近いこのエリアは、ツーリングルートとしても知られている。国道163号を走れば清滝峠へ、少し足を伸ばせば生駒山系の緑が広がる。そんな四條畷で「パン屋」と検索すると、いくつか候補が出てくるが、ツーリング中に立ち寄るなら選ぶべき条件がある。停めやすいこと、混雑していないこと、そして何より「また来たい」と思える店であること。
四條畷市田原台にある「bakery market PANISTA(パニスタ)」は、その全てを満たしていた。住宅地の一角にあるこの店は、派手さはないが、走ったあとの空腹を満たすには十分すぎる存在感を持っている。163号線沿いからのアクセスも良く、四條畷 ツーリング パン屋、と検索してここへたどり着いた人なら、きっと満足できるはずだ。
bakery market PANISTA(パニスタ)とは

PANISTAは、四條畷市田原台にオープンしたパン屋だ。「四條畷 パン屋 オープン」で検索して辿り着いた人もいるかもしれない。この店には確かな背景がある。
夫婦でつくる、小さなパン屋
PANISTAを営むのは、ご夫婦ふたり。もともとはオンライン専門で冷凍パンを販売していたそうで、楽天市場では月間優良ショップ賞を2度受賞、累計出荷数は11万個を超えるという実績を持つ。つまり、実店舗を持つ前から、多くの人に支持されていたパン屋なのだ。
店のコンセプトは「パンと暮らす人のよりみち市場」。派手な広告も、SNS映えを狙った演出もない。ただ、国産小麦やこだわり素材を使い、日々の食卓に寄り添うパンを作り続けている。その姿勢は、店の空気感にもよく表れていた。派手じゃないけど、ちゃんとした店。それがPANISTAだ。
営業日は火曜から土曜、朝7時半から夕方18時まで。朝早くから開いているので、早朝ツーリングの帰りに立ち寄ることもできる。この時間帯の設定も、ツーリング好きにはありがたい。
バイクでも車でも安心して立ち寄れる理由

ツーリング中にパン屋へ寄ろうとすると、意外と困るのが駐車スペースだ。市街地の人気店は駐車場が狭く、大型バイクだと停めづらい。原付でも、無理やり隅に寄せて肩身の狭い思いをすることがある。
その点、PANISTAは安心だ。店の前に数台分の駐車スペースがあり、バイクでも車でも余裕を持って停められる。

周囲は静かな住宅地なので、エンジン音を気にする必要もない。ヘルメットを脱いで、ふらりと入れる。この気楽さが、ツーリング中には何よりありがたい。
「パン屋四条」や「四條畷市 パン屋」で検索してこのエリアを訪れる人なら、イオンモール四條畷周辺も候補に入るかもしれない。だが、あの混雑とバイクの停めにくさを考えると、PANISTAのような住宅地の店は貴重な選択肢になる。

ちなみに、ツーリング中の荷物管理に悩む人には、タナックス(TANAX)の「シェルシートバッグMT」がおすすめ。
パンを数個買っても潰れないサイズ感で、バイクに固定しやすい。防水カバーも付いているので、急な雨でも安心できる。容量は可変式で、日帰りツーリングから一泊二日まで対応できる汎用性の高さが人気の理由だ。PANISTAで買ったパンを持ち帰るなら、こういった実用的なバッグがあると便利だ。
正直に言うと、主役はカレーパンだった

店内にはハード系から惣菜パン、デニッシュまで並んでいるが、この日一番印象に残ったのはカレーパンだった。PANISTAのカレーパンには、甘口と辛口の2種類がある。両方買って食べ比べてみたが、特に辛口のインパクトが強烈だった。
甘口と辛口、選べるカレーパン

PANISTAに入ると、奥様が笑顔で迎えてくれた。「おすすめはありますか?」と聞くと、嫌な顔ひとつせず「カレーパンが人気ですよ」と教えてくれた。PANISTAのカレーパンには、甘口と辛口の2種類がある。「辛口はけっこうパンチが効いてます」という言葉に惹かれ、買うことにした。
辛口は”いままで食べたことがないパンチ”

甘口はまろやかで、万人受けする味。子どもでも安心して食べられる優しさがある。一方、辛口は完全に大人の味だった。スパイスの刺激がしっかり立っていて、一口目から「あ、これは攻めてる」と感じた。
下手なカレー屋より辛い。だが、辛さだけが際立っているわけではなく、旨味もちゃんと感じられる。衣はサクッと軽く、油っこさがない。走ったあとでも重くならず、次の区間を走る前に食べても問題ないバランス感覚。そして何より、この辛さは「お酒のつまみにもいける」と思わせる絶妙なラインだった。
ツーリングの帰り道、家でビールを開けながらこのカレーパンを食べる。その光景が容易に想像できた。こういう”ちょうどよさ”を出せる店は、案外少ない。
冬の四條畷ツーリングで揃えたい装備

12月の四條畷は、走り始めは気持ちいいが、標高が上がると手先が冷える。特に163号線から清滝峠方面へ抜けるルートでは、指先の感覚が薄れてブレーキ操作に不安を感じることもある。そんな冬のツーリングを快適にするなら、防寒装備は妥協したくない。
コミネの「エレクトリックヒートグローブ」は、バッテリー駆動で指先まで温めてくれる優れものだ。操作性を損なわない薄手設計で、スマホのタッチパネルにも対応している。PANISTAへ向かう道中、冷たい風が吹き抜けても指先は暖かいまま。到着後、温かい手でパンを選べる幸せは、冬ツーリングの贅沢だ。
さらに上半身の防寒対策なら、RSタイチの「ドライマスター エクスプローラー オールシーズンジャケット」が信頼できる。防水性能とインナーダウンの組み合わせで、冬の峠道でも体温をしっかりキープできる。脱着可能なインナーのおかげで、春先まで長く使えるコストパフォーマンスの良さも魅力だ。装備を整えて走れば、PANISTAまでの道のりそのものが楽しくなる。
「おすすめありますか?」と聞ける空気感

PANISTAの魅力は、パンの質だけではない。店の人の対応が、押しつけがましくないのだ。無理に話しかけてくるわけでもなく、聞けば丁寧に答えてくれる。このさじ加減が絶妙で、ツーリング中のぼんやりした頭にはちょうどいい。
「また来ます」と言って店を出るとき、心からそう思えた。週に何度も通いたくなる店というのは、結局のところ「居心地がいい」という一点に尽きる。PANISTAは、まさにそういう店だった。
ちなみに、PANISTAのLINE公式アカウントを友だち追加すると、5%オフのクーポンがもらえる。初回から使えるので、訪れる前に登録しておくといい。こういう細かい配慮も、PANISTAらしい。
四條畷イオン周辺でパン屋を探している人にも
「四條畷 パン」で検索すると、イオンモール四條畷周辺の店もヒットする。確かにあのエリアは便利だが、ツーリング中に大型商業施設へ寄るのは少し気が重い。駐車場の混雑、人混み、そして「ついで」感。

PANISTAは、イオンから車で10分ほどの距離にある。「ついで」ではなく、目的地にしていい店だ。むしろ、わざわざ足を運ぶ価値がある。四條畷市内でパン屋を探しているなら、選択肢のひとつとして覚えておいて損はない。四條畷 バイク 立ち寄り、というニーズにもぴったりはまる。
PANISTAは”パンを買う場所”以上だった

「パンと暮らす人のよりみち市場」というコンセプトを、最初は正直ピンと来なかった。だが、実際に店を訪れてみると、その意味がわかった気がする。
ツーリングは非日常だ。風を切り、景色を楽しみ、日常から離れる時間。一方、パンは日常そのものだ。朝食に、昼食に、おやつに。毎日の食卓に並ぶもの。PANISTAは、その非日常と日常が交差する場所だった。
走ったあとに立ち寄り、パンを買い、また走り出す。そのシンプルな流れが、なぜか心地よかった。派手さはないが、確かな満足感がある。それがPANISTAという店だ。
国産小麦やこだわり素材を使ったパン作りは、一口食べればわかる。丁寧に作られているという事実が、味に現れている。

店舗情報・アクセス
bakery market PANISTA(パニスタ)
住所:大阪府四條畷市田原台7-5-26
営業時間:7:30-18:00
定休日:日曜・月曜
営業日:火・水・木・金・土
駐車場:あり(バイク・車ともに停めやすい)
アクセス:国道163号から田原台方面へ車で5分
公式Instagram:@panista.jp(最新の営業日情報はストーリーで確認可能)
LINE公式アカウント:友だち追加で5%オフクーポン配布中
走りの途中で見つけた、この小さなパン屋。次回のルートに、加えてみてはどうだろう。辛口カレーパンが、あなたを待っている。
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